コタロウ1メートルを外すと、緊張か構えか分からない…。
この記事では、ショートパットを外す原因を解説します。
外す原因は、構え・目の位置・外れる向き・緊張の4つに分けると、どこから見ればいいかがはっきりするんですよね。
ただ、構えと目の位置は、構えている本人の目からは確かめにくいところです。
- 先に疑うのは、肩の向きとボールの位置(1番目は構え)
- 2番目は、目がボールの真上にあるか(2番目は目の位置)
- 3番目は、右・左・強さのどれに外れたか(3番目は外れる向き)
- 緊張は4番目、技術で説明がつかない外れ方が続くとき(緊張は4番目)
- 迷ったら、構えたまま目線と肩の向きを鏡で見られるPuttOUTのパッティングミラーから
| 困っていること | 読む場所 |
| まっすぐ構えたつもりなのに外す | 1番目は構え |
|---|---|
| 目の位置が合っているのか分からない | 2番目は目の位置 |
| 右に外すことが多い | 右に外すことが多い人 |
| 左に外すことが多い | 左に外すことが多い人 |
| ショートやオーバーが多い | 強さが合わない人 |
| 家で何を練習すればいいか決められない | 右に外す日の実践表・左に外す日の実践表 |
| 練習では入るのに、本番だけ外す | 緊張は4番目に考える |
| イップスかもしれないと不安 | イップスかもと不安なとき |
| 練習の成果をラウンドで見たい | 次のラウンドで答え合わせ |
原因を決めないまま球数を打つと、同じ向きに外すクセごと次のラウンドへ持っていきがちです。
本人には見えない目線と肩の向きを、家のマットの上で映して見られるのが、PuttOUTのパッティングミラーです。
\ 目線と肩の向きを、構えたまま鏡で見る /
この記事には、PuttOUTの広告リンクを含みます(広告ポリシー)。
4つの質問から、いま取り組むテーマを1つに。次の練習でやることと、練習メモを作ります。
回答をもとに練習の優先順位を整理するツールです。スイングの原因やスコア改善を保証するものではありません。練習内容はゴルハックの提案例です。
ショートパットを外す原因は、構えから順に4つ疑えば絞れる


4つは、自分で確かめやすい順に並べています。
疑う順番は、構え・目の位置・外れる向き・緊張
ショートパット(1〜2メートルほどの短いパット)を外したら、上から順に4つ疑うのがゴルハックのおすすめです。
前の3つは、鏡やゲート、練習用のボールを使えば自分の目で確かめられます。
緊張は、その3つを見たあとでないと切り分けにくいので、最後に回しました。
構えのズレは、気持ちの持ち方を変えても残ります。アドレス(球に向かって構えた姿勢)が狙いからずれていれば、球もずれた方へ転がり出すからです。
だから先に見るのは、構えと目の位置が重要
強さが合わない話は距離感の側なので、パターが入らない原因を距離感と方向の2つに分けた記事に任せています。
緊張より先に技術を疑うのは、自分で確かめられるから
「外したのは緊張のせい」で片づけると、次に何を練習するかが決まりません。
一方で、肩の向きや目の位置、フェース(パターの球に当たる面)の向きは、道具を使えば目で見られます。
見えるものから先に確かめておけば、残った外れ方が緊張のせいかどうかも見分けやすく、順番として無駄がありません。



たしかに、毎回「緊張してた」で終わってたかも…。
ここで言いたいのは、緊張が関係ないということではありません。
プレッシャーで手がスムーズに動かなくなる、という話はスポーツナビのコラムでも紹介されています。
構えのズレと緊張は、重なると見分けにくい。どちらが原因なのか自分では区別がつきにくいので、確かめられる技術の3つを先に片づけます。
緊張は4番目に考えることにして、くわしくは緊張は4番目に考える章にまとめました。
自分では見えない2つは、鏡とゲートで見えるようにする
自分では見えない2つとは、目の位置と、肩やフェースの向きです。
この2つを家で確かめる道具は、次の3つを基準に選びました。
- 構えたまま、目線と肩を映せる
- 見たい場所に合わせて、鏡の種類を選べる
- パターマットでもフローリングでも使える
この3つで選んだのが、PuttOUTのパッティングミラーです。
PuttOUTは、ロンドンを本拠地とするパッティング専門ブランドで、公式はパッティングミラーの2つのタイプを次のように説明しています。
ミディアムミラー:目線の位置・パターフェースの向き・構えのラインを大きな鏡面に映し出す標準タイプ。
ショルダーミラー:肩のライン・ストローク軌道の確認に特化。
PuttOUTのパッティングミラーは、構えたまま目線と肩の向きを家で見たい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
| 商品名 | パッティングミラー(PuttOUT) |
|---|---|
| タイプ | ミディアムミラー(目線の位置・フェースの向き・構えのライン)/ショルダーミラー(肩のライン・ストローク軌道)/2種類のミラーセット |
| 価格(税込) | ミディアムミラー 6,000円/ショルダーミラー 6,000円/ミラーセット 11,400円 |
| 使える場所 | パターマット・フローリングどちらでも使用可能と記載 |
| 送料 | 全国一律900円(沖縄・離島を除く)/合計15,000円以上で無料 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
分かるのは、構えの向きと目の位置まで。打ち出しの向きはゲート、強さ(距離感)は別の練習で見ます。本体のサイズや重さは公式ページに見当たらないので、置き場所は商品ページで確かめてから決めましょう。
構えたつもりの向きを、自分の目で答え合わせできるのがこの道具のよさ。
鏡とゲートが一緒になった「パッティングミラー&ゲート」もあり、2026年11月4日に見たときは公式ストアで「ミラー&ゲート」1種類だけが販売中でした。
ゲートはティーを2本立てても作れるので、作り方はゲートを通るかで、打ち出しの向きが分かるに置きました。
目線を見たいならミディアム、肩を見たいならショルダーと決めてから、下のボタンで公式サイトの中身を見てみませんか。
\ 目線ならミディアム、肩ならショルダー /
1番目は構え:肩の向きとボールの位置をそろえる


構えで見るのは肩・ボールの位置・フェースの3つで、この章ではとくに肩とボールの位置を見ます。
構えで見るのは、肩・ボールの位置・フェースの3つ
構えのズレを探すときは、肩・ボールの位置・フェースの3つに絞ると迷いません。
フェースの向きが本人に見えにくい話は、パターが入らないときに構えとスパットを見直す章に書きました。
この記事では、そこで深く扱っていない肩とボールの位置が中心です。
フェースの向きは、言葉で気をつけるより、ゲートを通るかどうかで確かめる流れにしました。
肩のラインを、狙う方向と平行にする
肩のラインは、ターゲットライン(球から狙う所まで引いた想像の線)と平行にそろえるのが基本です。
スポーツナビのコラムでは、カップを気にしすぎたときの肩の動きが、こう説明されていました。
強く意識し過ぎると、視線もカップに行き過ぎてしまい、肩も開き気味になり、引っかけたり押し出したりと、どちらのミスにもつながってしまいます。
肩の高さも、向きに関わるところ。
ゴルフ誌GOETHEの解説記事には、次のように書かれています。
例えば右肩が下がると、目線や体の向きが自然と右を向きやすくなる。逆に左肩が下がると、今度は左を向きやすくなる。
肩のラインがずれやすいのは、次の2つの場面です。
- カップが気になって、目線と肩がカップの方へ開く
- 右肩が下がりすぎて、体ごと右を向く
同じ記事では、パターを両手で挟んで肩を水平に近づけ、その高さのまま右手だけ少し下へずらして握る手順も紹介されています。
構えたまま肩の向きを見たい人には、鏡に映す方法も。
PuttOUTのパッティングミラーには、肩のラインとストローク軌道の確認に特化したショルダーミラーというタイプもあります。
ボールを置く位置を、毎回同じにする
ボールを置く位置は、毎回同じにしておくと外れ方を比べやすくなります。
置く位置が日によって違うと、外れたのが構えのせいか置き場所のせいか、あとで分からなくなるからです。
そろえ方は、たとえば次の3つ。
- 足元にアライメントスティック(構えの向きを確かめる細い棒)を置いて目印にする
- パターマットの線やマークを、ボールを置く基準にする
- 目の位置とセットで決める(目の位置の章)
この記事では、どこに置くかの位置そのものは決めつけません。
まずは今の置き場所を1つに決めて、そこから動かさないことを優先しましょう。
置く位置が決まると、鏡で目の位置を見るときの基準にもなります。
どこから始めるか迷う人は、パターのボール位置は真ん中か左目の下かを比べた記事を見てください。
ゲートを通るかで、打ち出しの向きが分かる
PuttOUTのパッティングミラー&ゲートのゲート(球の通り道に置く枠)は、6段階の幅に調整できます。
公式によると、幅ごとのフェース角の許容誤差は、ゲートフレームの背面に書かれているとのこと。
つまり、ゲートを通るかどうかで当たった瞬間のフェースの向きの目安がつかめるので、使い方は次の順番がおすすめです。
- 広い幅から始める
- 普段どおりに構えて打ち、通った数を数える
- 通る数が増えたら、幅を1段階ずつ狭める
ゲートを置く位置や固定のしかたは、公式サイトの取扱説明書に合わせましょう。
ゲートを通っても、距離が合うとは限りません。ゲートで見るのは打ち出しの向きだけです。強さは別の練習として、ここでは通ったかどうかだけを数えます。
ソールをぺったり置き、パターを吊って構える
パットは球が空中を飛ばないぶん、軌道より当たる瞬間のフェースの向きが打ち出しを決める、という考え方があります。
この考え方では、構えでソール(クラブの底の面)全体が地面につく角度にして、ぺったり置いて握ります。
トウ(ヘッドの先のほう)が浮くような極端な構えは避けます。
構える位置は、ボールを真上から見下ろすところ。
そこでパターを吊るように持ち、グリップエンドを上へ引っ張るテンションを保ったまま揺らします。
首を中心にした振り子になって、肩も自然に縦に動く感覚があるんですよね。
ただ、これは考え方の一つで、これで入るようになると言えるものではありません。



パターを吊るように構える、か。試してみたい。
パターそのものを替えるかで迷っている人は、パターの選び方は決める順番で決まるで、長さから順に決め方をまとめています。
2番目は目の位置:自分では見えないズレを鏡に映す


目の位置は構えた本人の目では確かめにくいので、鏡に映して見ます。
鏡を足元に置いて、目がボールの真上にあるかを見る
目の位置は、構えたまま鏡に映して見ると、その場で確かめられます。
PuttOUTのパッティングミラーは、公式で使い方を次のように説明していました。
置く → ミラーで目線・肩を確認して構える → いつも通りに打つ
見る手順は、次の3つです。
- 鏡を足元に置く(置き方は取扱説明書に合わせる)
- いつもどおりに構える
- 鏡に映った目と肩の位置を見る
なかでもミディアムミラーは、構えたまま目の位置を確かめたい人に向いています。
構えた姿勢のまま、その場で目と肩の位置を見られるのが鏡のよさ。
公式サイトのトップから商品一覧をたどると、パッティングミラーのページへ進めます。
\ 目がボールの真上にあるか、鏡で見る /
目線の目安は、ボールの真上かわずかに内側
PuttOUTは、理想的なアドレスでは目線がボールの真上か、わずかに内側にあると説明しています。
目の位置の目安は、どの解説でもボールの真上あたりで共通していました。
| 出典 | 紹介されている目の位置 |
| PuttOUT(目線のコラム) | ボールの真上か、わずかに内側 |
|---|---|
| PuttOUT(構え方のコラム) | 前傾して、ボールの真上に来るよう調整 |
| GOETHE(解説記事) | 真上にくると、ラインが自然に見える |
ここで挙げた位置は、ブランドとゴルフ誌の解説による目安です。研究で決まった数字ではないので、外れ方と照らし合わせながら自分の位置を決めましょう。
まずは真上かわずかに内側に目を置いて構え、右と左のどちらに外れるかを見るのが近道です。
目の位置がずれると、構えたフェースの向きも変わりやすい
目の位置がずれると、まっすぐ構えたフェースが違う向きに見えてしまうことがあります。
GOETHEの解説記事は、その見え方をこう紹介していました。
目の位置がボールより体側(内側)にあると、実際にはスクエアでも右を向いているように感じやすい。逆に、上体がボールの上に覆いかぶさるように目がボールよりも外側に出ると、左を向いているように見える。つまり、正しく構えていても、目の位置がズレるだけで「違って見える」現象が起きるのだ。
| 目の位置 | 紹介されている見え方 |
| ボールより内側(体側) | まっすぐでも右を向いているように感じやすい |
|---|---|
| ボールより外側 | まっすぐでも左を向いているように見える |
見え方がずれたまま「まっすぐ」に合わせ直すと、合わせ直したぶんだけフェースの向きもずれることがあります。
PuttOUTも、目線がボールの外側や内側にずれると、球が意図しない方向に転がる、という説明です。
右に外す人、左に外す人が疑う所は、外れる向きの章に目の位置も入れてまとめました。
スマホで撮る方法と、鏡を使う方法の違い
目の位置は、スマホで構えを撮って確かめることもできます。
| 項目 | スマホで撮る | 鏡を使う |
| 見るタイミング | 打ったあとに見返す | 構えたまま、その場で |
|---|---|---|
| 見られるもの | 構えからストロークまでの動き | 目と肩の位置 |
| 用意するもの | スマホと置き台など | 鏡 |
スマホは動きまで残せるのがよいところで、道具を買わずに始められます。
鏡は、構えたまま目の位置を合わせ直せるのが違い。
まずスマホで撮ってみて、構えるたびに確かめたくなったら鏡、という順番でも十分に間に合います。
道具なしで確かめる方法も。体を起こしてパターを目線の高さまで上げると、フェースがスクエアかどうか分かりやすいとのこと。Myゴルフダイジェストのレッスン記事で紹介されている方法です。
一人で見ても原因が絞れない人向けに、独学とレッスンの考え方をゴルフレッスンに通うべきかで整理しました。
3番目は外れる向き:右・左・強さで練習を変える


外れた向きを見れば、構えと目の位置の答え合わせができます。
傾斜の読み違いで外れた分は、傾斜を読み違えるとパターは入らない章に読み方をまとめてあります。
右に外すことが多い人は、フェースが開いていないかを見る
球が狙いより右に出るミス(押し出し)は、当たった瞬間にフェースが開いていると起きやすいミスです。
パターの球は、フェースの向いている方向に出る、とゴルフ誌のレッスン記事でも紹介されています。
フェースが開く(オープン=狙いより右を向く)とき、疑う所は次の3つ。
3つとも、鏡とゲートで構えたまま確かめられるところです。
右が多い日は、右に外す日の実践表の順に家のマットで試してみましょう。
左に外すことが多い人は、フェースが閉じていないかを見る
球が狙いより左に出るミス(引っかけ)は、フェースが閉じていると起きやすいミス。
Myゴルフダイジェストのレッスン記事では、左に外す原因がこう説明されていました。
パッティングは、フェースの向いている方向にボールが出ますから、フェースがかぶっていれば、当然、左に外しやすくなります。
フェースが閉じる(クローズ=狙いより左を向く)とき、疑う所は次の3つです。
- 目がボールより内側に寄って、まっすぐが右向きに見えていないか(目の位置)
- カップを意識しすぎて、目線と肩がカップへ開いていないか(肩のライン)
- 手首で合わせにいっていないか(手首で合わせにいくと左右にブレやすい)
同じ記事では、手元が下がるハンドダウンの構えから、テークバックが外に上がりやすくなる例も挙げられていました。
左が多い人は、目の位置と肩の向きを先に見てから、左に外す日の実践表へ進みましょう。
デビルボールなら、フェースの向きのクセが転がりに出る
デビルボールは、片側の側面が平らなPuttOUTの練習用ボールです。
公式の商品ページでは、逸れ方がこう説明されていました。
フェースの角度が少しでもズレると通常のボールに比べて、左右に大幅に逸れていきます。
| 項目 | 内容 |
| 商品名 | デビルボール(PuttOUT) |
|---|---|
| 作り | 片側の側面が平ら |
| 当たる瞬間のフェースの向きと転がり | オープンフェース→右/クローズフェース→左/スクエアフェース→まっすぐ |
| 難易度 | 置く位置で3つの難易度に変えられる |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
PuttOUTのデビルボールは、フェースの向きのわずかなズレを転がりで見たい人に向いています。
見るのは、入ったかどうかより、どっちに逸れたか。
普段のボールとは、転がりが別物です。片面が平らなぶん、わずかなズレでも大きく逸れるので、クセを見る道具として使い、ラウンドの球と同じ感覚では見ません。大きさや入っている個数は公式ページに見当たらないので、商品ページで確かめておきましょう。
右か左か、自分のクセを先に知りたい人には、わずかなズレでも大きく逸れるPuttOUTのデビルボール。
デビルボールのページも、公式サイトのトップから進めます。
\ 右か左か、自分のクセを転がりで見る /
右に外す日の実践表:家のマットでやること
右に外すことが多い日は、家のパターマットで次の順に試します。
| 項目 | やること |
| 今日の目的 | 打ち出しが右に出ていないかを見る |
|---|---|
| 使う道具 | パターマット、ゲート、デビルボール、あればアライメントスティック |
| 狙う場所 | カップではなく、1メートル前後先のゲートの真ん中 |
| 最初の5球 | ゲートを置かずに普段どおり打ち、右に出た数を数える |
| 練習する間 | 鏡で目と肩を見てから構え、ゲートを通す。デビルボールで逸れる向きを見る |
| 最後の5球 | ゲートを外して普段どおり打ち、右に出た数を最初と比べる |
| 残すメモ | 日付、右に出た数(最初と最後)、気づいた構えのズレ |
| 次の練習 | 数が変わらなければ目の位置へ。変わったらラウンドで答え合わせ |
この表のポイントは、最初と最後の5球で、右に出た数を比べるところ。
道具がそろっていない日も。ゲートやデビルボールがなくても、ティーを2本立てて通り道にすれば、同じ順番で試せます。
夜にマットで打つ音が気になる人は、マンションのパターマットの音の記事に、先に見ておく場所を書きました。
右に出た数が減らない日は、構えより先に目の位置を疑ってみましょう。
左に外す日の実践表:家のマットでやること
左に外すことが多い日も、同じ順番で試せます。
| 項目 | やること |
| 今日の目的 | 打ち出しが左に出ていないかを見る |
|---|---|
| 使う道具 | パターマット、ゲート、デビルボール、あればアライメントスティック |
| 狙う場所 | カップではなく、1メートル前後先のゲートの真ん中 |
| 最初の5球 | ゲートを置かずに普段どおり打ち、左に出た数を数える |
| 練習する間 | 鏡で目がボールより内側に寄っていないかを先に見る。カップを見ずに、ゲートを通すことだけに集中する |
| 最後の5球 | ゲートを外して普段どおり打ち、左に出た数を最初と比べる |
| 残すメモ | 日付、左に出た数(最初と最後)、気づいた構えのズレ |
| 次の練習 | 数が変わらなければスティック1本の練習へ。変わったらラウンドで答え合わせ |
右の表との違いは、カップを見ないで打つところです。
カップを強く意識すると肩が開きやすい、という肩のラインの話とつながっています。
左に出た数が最初と最後で変わらなくても、1回で決めつけないのがコツ。
ショートやオーバーが多い人は、距離感から見直す
向きではなく強さのミスは、タッチ(球の強さの加減)の側です。
距離感は、歩測と振り幅で決める方法をパターが入らない記事の距離感の章に書きました。
強さのうち、この記事で触れるのは緩み(当たる瞬間に振る速さが落ちること)だけで、力みや緩みの項にまとめています。
家のパターマットなら、コインの上にボールを乗せて打つ練習もあります。
コインの厚みで、ロフト(フェースの傾きの角度)どおり少しアッパー気味に打ち抜くイメージを作る練習です。
アッパーすぎにも気をつけて、家のマットだけで行います。
強さのミスが続く日は、向きの実践表より距離感の練習を先に回しましょう。
スティック1本と平行にヘッドを動かす練習
足元にアライメントスティックを1本置き、スティックと平行にヘッドを動かす練習があります。
そのあいだ、カップは見ません。
手元を押し出したり、手首やフェースを返したりする動きを防ぐのが狙いです。
もう1つ、ボールの線をぴったり合わせることには、こだわりすぎなくてかまいません。
線を合わせるより、打ち出したい方向へ合ったスピードで出すことに集中するためです。
今も毎回うまくいくわけではなく、これで入るようになったと言えるものでもありません。
始めるときは、スティック1本を置いてフェースを沿わせるところからがおすすめです。



スティック1本なら、今夜からでも置けそう。
緊張がショートパットを外す原因かどうかは、4番目に考える


緊張は、構え・目の位置・向きを見たあとに残った外れ方から考えます。
技術の3つで説明がつかない外れ方が続くとき
緊張を疑い始めるのは、技術の3つを見ても外れ方の説明がつかないときです。
目安は、次の3つ。
- 家のマットでは向きのクセが出ないのに、ラウンドの短い距離だけ外れる
- 外れる向きが、右・左と毎回ばらばら
- 練習グリーンでは入るのに、スコアがかかる場面になると外れる
2つ目の「ばらばら」は、決まった向きのクセより、打つ瞬間の動きが毎回変わっている可能性があります。
次のラウンドで答え合わせの記録があれば、どれに当てはまるかをあとから数えて見分けられるのも助かるところ。
外すたびに同伴者の目が気になる人ほど、気持ちの問題だけで片づけず、記録から見ていくのがおすすめです。
緊張すると、力みや緩みが出やすいといわれる
緊張したときに出やすいといわれるのが、力み(体や手に力が入りすぎる)と緩み(当たる瞬間に振る速さが落ちる)。
紹介されている例は、力みの側と緩みの側で1つずつです。
| 出典 | 紹介されていること |
| スポーツナビのコラム | 苦手なショートパットを前にしたプレッシャーで、手がスムーズに動かなくなる |
|---|---|
| PuttOUTのコラム | 大きなオーバーを怖がって力を抜きすぎる「びびり」が、届かない原因になる |
つまり、力が入りすぎても抜けすぎても、当たる瞬間の動きが変わりやすいということ。
自分がどちら寄りかは、外れ方を4つに分けて数えると、強さのミスか向きのミスかで見当をつけやすくなります。
緊張をなくす、ではなく。緊張した日にも同じ動きで打てるように、打つ前の流れを決めておく考え方を次の項にまとめました。
打つ前の流れを、ショートパットでも毎回同じにする
プレショットルーティン(打つ前に毎回同じ順番で行う動き)は、ショートパットでもそろえておくのがゴルハックの提案です。
たとえば、次のような流れを決めておきます。
- 構える前に、見る所を1つに決める
- 素振りの回数を決めておく
- 構えたら、決めた回数だけ狙いを見て打つ
長い距離でも短い距離でも、同じ流れで打つのがねらい。
ティーショットでの打つ前の手順と、迷う時間を減らす考え方は、ゴルフで緊張しない方法の記事で書いています。
流れを決めても、緊張しなくなるとは言えません。目指すのは、緊張した日にもいつもと同じ順番で構えに入れることです。
イップスかもと不安なときの、境目の目安
先に書いておくと、この記事ではイップスかどうかの判断はできません。
イップス(思うように体が動かなくなる、といわれる状態)について、広島大学は研究成果の発表でこう説明しています。
アスリートに生じる、これまでできていた競技動作が急にできなくなってしまう「イップス」と呼ばれる現象の原因はよく分かっていません。
出典:広島大学「【研究成果】イップスを発症しているアスリートでは運動時に特徴的な脳活動が見られることを解明〜イップス克服方法の確立に期待〜」
原因がはっきりしていない以上、外れ方だけで決めつけないようにしましょう。
この記事での目安は、次の表のとおりです。
| こんなとき | まず読む所 |
| 外れる向きにクセがある(右ばかり・左ばかり) | 外れる向き |
|---|---|
| 家のマットでも、同じ外れ方が出る | 構え・目の位置 |
| 打とうとすると手が思うように動かない感じが、場面を問わず続く | 一人で抱えなくていい |
向きにクセがある外れ方は、まず技術の側を見るのがこの記事の考え方です。
気になる動きが続くときは、一人で抱えなくていい
打とうとすると手が止まる、思った方向にヘッドが出ないといった感じが続くときは、無理に球数を増やさないようにしましょう。
相談する先は、困っていることで分けて考えられます。
- 構えやストロークを見てほしいときは、レッスンプロ
- 気になる動きが続くときは、医療機関
続けるか休むかは、ここで急いで決めなくて大丈夫です。
相談するのは、大げさなことではありません。外れ方のメモ(答え合わせの章)があると、どんな場面で起きるかを伝えやすくなります。
一人で抱え込まずに、話せる相手を1人見つけておくだけでも、次のラウンドに向かう気持ちが少し軽くなるかもしれません。
次のラウンドで、ショートパットを外す原因を答え合わせする


外れた向きを数えておくと、次の練習が1つに決まります。
スコアを書くついでに、外れた向きを1文字で残す
記録は、ホールアウト(そのホールで球をカップに入れ終えること)のあと、スコアを書くついでに残します。
書くのは、ショートパットを外した向きだけ。
| 記号 | 意味 |
| 右 | 狙いより右に外れた |
|---|---|
| 左 | 狙いより左に外れた |
| 短 | カップに届かなかった |
| 長 | カップを過ぎて止まった |
スコアカード(各ホールの打数を書く紙)の打数やパット数(グリーン上で打った回数)の横に1文字なら、時間はかかりません。
プレーの進行を止めないことを優先して、グリーンを離れてから次のティーへ向かう間などに書きましょう。
ラウンドのあとで、外れ方を4つに分けて数える
ラウンドが終わったら、右・左・短・長の4つで数えます。
| 外れ方 | 数(記入例) |
| 右 | 4 |
|---|---|
| 左 | 1 |
| 短 | 2 |
| 長 | 0 |
この例のように右が多い日は向きの側、短と長が多い日は距離感の側に、原因がありそうだと見当がつきます。
1回のラウンドで決めきらず、2〜3回分たまってから見るくらいの気持ちで十分です。
多かった外れ方から、次の練習を1つ決める
数え終わったら、多かった外れ方から次の練習を1つ決めます。
| 多かった外れ方 | 次の練習 |
| 右 | 右に外す日の実践表 |
|---|---|
| 左 | 左に外す日の実践表 |
| 短・長 | 距離感から見直す |
| 向きがばらばら | 緊張は4番目に考える |
月1ラウンドで練習時間も限られる人ほど、次の練習は1つだけに絞るのがおすすめです。
次のラウンドでまた数えて、減ったかどうかを見る。
この繰り返しが、ショートパットを外す原因の答え合わせです。



数えるだけなら、次のラウンドでもできそう。
記事の上にある診断の「練習メモ」と同じ形で残しておくと、見返すときにも迷いません。
100切り全体の中でパターをどう位置づけるかは、月1ゴルフのサラリーマンでも100切りは狙えるにまとめました。
月2回の打ちっぱなしの球数をどう配るかは、打ちっぱなしの練習メニューで書いています。
ショートパットを外す原因でよくある質問


ショートパットを外す原因について、よく出てくる疑問をまとめました。
ショートパットを外す原因は、何から疑えばいいですか?
構え、目の位置、外れる向き、緊張の順に疑うのがゴルハックのおすすめです。前の3つは鏡やゲートで自分で確かめられるので、先に見ておくと緊張のせいかどうかも切り分けやすくなります。順番の理由は疑う順番にまとめました。
ショートパットを外すのは、メンタルのせいですか?
プレッシャーで手がスムーズに動かなくなる、と紹介している記事もあり、緊張が関わる場面はゼロではありません。ただ、構えや目の位置のズレでも外れるので、技術で説明がつかないときに4番目として考えます。くわしくは緊張は4番目に考える章に書きました。
ショートパットを右に外すのはなぜですか?
当たった瞬間にフェースが開いていると、球は右に出やすくなります。右肩が下がって体が右を向く、目がボールより外側に出る、なども疑う所です。チェックの順番は右に外すことが多い人にあります。
ショートパットを左に外すのはなぜですか?
フェースが閉じている(かぶっている)と、球は左に出やすくなります。目がボールより内側に寄る、カップを意識しすぎて肩が開く、なども疑う所。くわしくは左に外すことが多い人にまとめました。
パターを構えたとき、目はどこにあればいいですか?
PuttOUTは、目線がボールの真上か、わずかに内側にあるのが理想だと説明しています。構えた本人には分かりにくいので、鏡を足元に置いて構えたまま見るのがおすすめです。目安の話は目線の目安にあります。
1メートル前後のパットを外すのは、下手だからですか?
短い距離でも外れることはあり、外したこと自体より、どの向きに外れたかを見るほうが次の練習につながります。入れにいく距離と寄せる距離の考え方は、パターが入らないのは自分のせいかを考えた記事で整理しました。外れ方の記録は答え合わせの章にまとめています。
イップスとショートパットのミスは、どう違いますか?
この記事では、イップスかどうかの判断はできません。外れる向きにクセがあるときは、まず技術の側を見ます。手が思うように動かない感じが続くときは、イップスかもと不安なときの表を目安に相談先を考えましょう。
家でできるショートパットの練習はありますか?
PuttOUTのパッティングミラーでは、何が分かりますか?
公式によると、ミディアムミラーは目線の位置とフェースの向き、構えのラインを、ショルダーミラーは肩のラインとストローク軌道を見るタイプ。打ち出しの向きはゲートで見ます。くわしくは鏡とゲートで見えるようにするに書きました。
デビルボールは、どんな練習に使いますか?
片側の側面が平らな構造で、フェースの角度が少しでもズレると、通常のボールより左右に大きく逸れると公式で説明されています。入ったかどうかより、どっちに逸れたかを見て、フェースの向きのクセを知る練習向きです。使い方はデビルボールの項にまとめました。
まとめ:ショートパットを外す原因は、構えから順に見直そう


ショートパットを外したら、緊張のせいにする前に、構え、目の位置、外れる向きの順に疑うところから始めましょう。
- 疑う順番は、構え・目の位置・外れる向き・緊張(疑う順番)
- 構えは、肩のラインとボールの位置から(構え)
- 目の位置は、鏡に映して見る(目の位置)
- 右・左・強さで、家でやる練習を変える(外れる向き)
- 迷ったら、構えたまま目線と肩の向きを見られるPuttOUTのパッティングミラー
次のラウンドまでにやることは、家のマットで1つだけ。
多い向きの実践表を選んで、最初と最後の5球を数えるところからです。



次のラウンドは、外れた向きを書いてみよう。
ラウンドで外れた向きをスコアカードに1文字ずつ残せば、次の練習も自然に決まります。
家で、構えたまま自分の向きを答え合わせしておきたい人へ。
目線と肩の向きを家で見られるのが、PuttOUTのパッティングミラーです。
公式サイトのトップから、タイプごとの違いや在庫の状況が見られます。
\ 次のラウンドまでに、構えを答え合わせ /

