コタロウ気づくとドライバーで100球終わってるんだよな…。
この記事では、打ちっぱなしの練習メニューを100球の配り方から解説します。
答えは、OB・ダフリ・寄せのうち悩みに近い例を1つ選び、短い番手から順に打つことです。
| 困っていること | 読む場所 |
| ティーショットでOBが出る | 実践表の例1(OBの100球) |
|---|---|
| アイアンでダフリ・トップが出る | 実践表の例2(ダフリ・トップの100球) |
| 寄せの距離が合わない | 実践表の例3(寄せの100球) |
| 30分・50球しか取れない日 | 50球で帰る日の考え方 |
| 何番から打つか迷う | 打つ順番は短い番手から |
| 練習の結果を次に残したい | 帰り道の3分で1行だけ書く |
| 打席が取れない月がある | 屋内で1枠足す方法 |
割り振りを決めないまま打席へ座ると、その日の100球はただの消化で終わってしまいます。
月2回しか行けない会社員ゴルファーは次の打席が2週間後なので、1打席で持ち帰るものを先に決めておきたいところ。
土日の打席が埋まる月でも、FiT24インドアゴルフは入会前に1回試打できるので、近くの店舗は公式サイトの店舗検索で探せます。
\ 夜しか空かない月も、まずは1回だけ試打から /
この記事にはFiT24インドアゴルフの広告リンクを含みます。
4つの質問から、いま取り組むテーマを1つに。次の練習でやることと、練習メモを作ります。
回答をもとに練習の優先順位を整理するツールです。スイングの原因やスコア改善を保証するものではありません。練習内容はゴルハックの提案例です。
結論:打ちっぱなしの練習メニューは悩みに近い例から選ぶ
打席に座る前に決めておくのは、確かめること1つと打つ順番、それに受付で決める3つです。
決めるのは「確かめること1つ」と「打つ順番」だけ
打席(練習場でボールを打つために区切られた場所)に座ってから中身を考えると、手が伸びるのは前回と同じクラブなんですよね。
その場で決めているかぎり、その日の練習は前回のなぞり直しになりやすいもの。
変えるのは打つ物の種類ではなく、確かめること1つと打つ順番の2つだけです。
- 種類を増やす=1つあたりの球数が薄くなる
- 確かめることを1つに絞る=数える球数がまとまる
- 順番を決める=受付の時点で1球目のクラブが決まる
確かめることが1つ決まれば、球数を多く使う先も決まり、残りは前後に置くだけで形になります。
先に決めるのは順番のほう。使う番手(クラブの番号。数字が小さいほど長く、大きいほど短い)を増やしても、打つ順番が決まっていなければ、打席の流れは前回に戻ります。
月2回の人にとっての1打席の重みは、月2回しか練習できない会社員の答えは3つと書いたレッスンの記事でも扱いました。
受付の前に決める3つ:球数・帰る時刻・確かめること
受付に並んでいるあいだに、決めておくことは3つだけです。
打席に入る前に決める3つ。①今日打つ球数 ②何時に帰るか ③その日に確かめること1つ。決めずに座ると、①と②は打ち終わってから結果としてわかるだけです。
球数制の施設なら、受付で買うカゴの数がそのままその日の上限になります。
時間制の施設は打ち放題なので、帰る時刻を先に決めておかないと、いくらでも打ててしまうんですよね(笑)。



確かめること、毎回なんとなく決めてたな…。
3つ目の確かめること1つが、このあと出てくる100球の配分の芯です。
迷ったら、次の実践表にあるOB・ダフリ・寄せの3つから、前のラウンドで困ったものを選べば足ります。
100球の割り振り方:打ちっぱなしの練習メニューを表にする
悩みに近い例を1つ選べば、次の打席でそのまま使えます。
数字はゴルハックの提案例なので、合わない人は最後の空欄の表で自分用に変えられます。
悩み別の実践表:OB・ダフリ・寄せの100球
OB・ダフリ・寄せの3つについて、打席でやることを上から順に表にしました。
どれもゴルハックの提案例で、正解の数字ではありません。
3つとも、次の5つを前提にしています。
- 打席に行けるのは月2回
- 1回に打つのは100球
- 打席にいられるのは60分ほど
- その日に確かめることを1つ決めてある
- 使うクラブはいま持っているもの
次のラウンドで特に困ったことに近い例を、1つ選んでみてください。
どれに当たるか分からない人は、前のラウンドのどこで打数が増えたかを先に数えると、選ぶ例が1つに決まります。
数え方は、原因はスコアの3か所に出るという記事にまとめました。
- 成功の条件を打つ前に決める:例1なら「目標2つの間に止まった球」。打っている途中で目標や条件を変えない
- 何球中何球かで残す:例「50球中23球」。「なんとなく良かった」で終わらせない
- 次回もそろえる:クラブ・目標の幅の決め方・球数を同じにする。打席の位置が違っても、幅の決め方が同じなら比べられる
- 2回続けて数字が変わらなかったら:1本短いクラブで同じ幅を試すか、この記事の診断で課題を選び直す
例1:ティーショットのOBを減らしたい日の100球
| 項目 | やること |
| 今日の目的 | ティーショットのOBを減らす |
|---|---|
| 使うクラブ | ウエッジと短いアイアン → 1打目に持つクラブ → 1本短いクラブ |
| 狙う場所 | 練習場の目標2つの間(フェアウェイの幅に見立てる) |
| 最初の15球(10分) | ウエッジと短いアイアンのハーフスイングで当たるか確かめる |
| 練習する間の70球(40分) | 1打目に持つクラブで50球、目標2つの間に何球収まるか数える。続けて1本短いクラブで20球、同じ幅に収まるか見る |
| 最後の15球(10分) | 次のラウンドの1打目に持つクラブを決めて、1球ずつ構えからやり直す |
| 残すメモ | 幅に収まった球数と、外れた球は左右どちらが多かったか |
| 次の打席 | 同じ幅で数えて、収まった球が前回より増えたかを比べる |
私も当時、ティーショットのOBはありました。
そんなときに助けられたのが、コースのローカルルールの前進4打なんですよね。
OBのとき、前方の特設ティーから4打目として打てる決まりです。
ただ、これはゴルフ規則そのものではなく、コースごとの決まりで、ないコースもあります。
ラウンド前に、スコアカードやコースの案内で確かめておきましょう。
今、ティーショットで私が心がけているのは、手元や肩の力を抜いて、クラブの重さで下ろすことです。
振り子のように、同じリズムで振るつもりで打っています。
ドライバーの練習では、この土台に「真下へ落として、そこで仕事は終わり」というイメージを足しているんです。
そのイメージは、100切りに200ヤードはいらないと書いた飛距離の記事にまとめました。
例2:ダフリ・トップを減らしたい日の100球
| 項目 | やること |
| 今日の目的 | ダフリ・トップを減らす |
|---|---|
| 使うクラブ | ウエッジと短いアイアン → 7番アイアン → 1本短いアイアン |
| 狙う場所 | この日は場所より当たり方を見る(当たりの良い球・ダフリ・トップを数える) |
| 最初の15球(10分) | ウエッジと短いアイアンのハーフスイングで当たるか確かめる |
| 練習する間の70球(40分) | 7番アイアンのハーフスイングで50球、当たりの良い球・ダフリ・トップを数える。続けて1本短いアイアンで20球、同じように数える |
| 最後の15球(10分) | ラウンドで2打目以降に持つ番手を1本決めて打つ |
| 残すメモ | 50球のうち、ダフリとトップがそれぞれ何球あったか |
| 次の打席 | 同じ番手・同じ球数で数えて、前回と比べる |
マットの上ではダフっても気づきにくいという声もあるので、当たった感触と音で数えるのがゴルハックの提案です。
理由はマットの上では、ダフっても気づきにくいにまとめています。
アプローチでダフリ・トップを減らしたいときに私が心がけているのは、ハンドファーストの形を崩さないことです。
アドレスでインパクトの形を作っておいて、手で球を上げにいかないようにしています。
寄せでダフリやトップが出る人向けに、アプローチのダフリとトップを減らす練習の記事で跡が残るマットの使い方を扱いました。
例3:寄せの距離感を確かめたい日の100球
| 項目 | やること |
| 今日の目的 | 寄せの距離感を確かめる |
|---|---|
| 使うクラブ | ウエッジ1本 → 別のウエッジ |
| 狙う場所 | 振り幅ごとに球が落ちた場所(振り幅は腰・胸・肩の高さの3つ) |
| 最初の10球(5分) | ウエッジのハーフスイングで当たるか確かめる |
| 練習する間の80球(45分) | 振り幅3つで20球ずつ、球が落ちた場所の目安を見る。続けて別のウエッジで同じ振り幅を20球試す |
| 最後の10球(10分) | その日よくそろった振り幅を1つ決めて打つ |
| 残すメモ | 振り幅ごとに、球が落ちたおおよその距離 |
| 次の打席 | 同じ振り幅で打って、落ちる場所がそろってきたかを比べる |
私が100前後で足踏みしていた頃、特に多かったのはグリーン周りの行ったり来たりでした。
距離感を合わせるとき、私は手だけで打たないようにしています。
イメージは、手でボールをポーンと投げるときと同じ。
テイクバックで膝が軽く沈んで、ポンと優しく上がっていく感じで、リズムと体の動きを合わせているんです。
ただ、グリーン周りでチップインを狙う短い距離だけは別。
そこでは振り幅より、「カツッ」という音の強さで合わせるイメージです。
振り幅ごとの距離を表にする方法は、3本で作る9マスの自分の距離表にまとめています。
50球で帰る日は「練習する間」の球数を残す
仕事の都合で、決めておいた100球を打ち切れない日も出てきますよね。
残り時間に合わせて無理やり球を押し込むと、1球ごとの間がまるごと消えてしまうもの。
半分の50球でも、確かめることが1つ決まっていればその日は成立します。



30分しか取れない日は、行かないほうがマシかな…。
時間制の施設には60分の枠があるので、枠を1つだけ取って帰る使い方もできます。
球数制の施設のほうも、受付で買うカゴを小さいものに替えれば同じ形になるかもですね。
- 球数は実践表のおおよそ半分
- 削るのは最初と最後の球数から
- 「練習する間」の球数は最後まで残す
打ち切ることより、1行だけ持ち帰るほうを残せば、その日は無駄になりません。
自分用の配分表は、確かめること1つから埋める
上の例を自分用に変えるときは、次の4つの順に決めていけば空欄が埋まります。
- その日に確かめることを1つだけ決める
- 決めた1つに、球数を多めに使う
- 残りはウォームアップと仕上げに前後で挟む
- 最後の数球は、次のラウンドで1打目に持つ番手で終える
4つとも上達を約束するものではなく、割り振りを決めるための手順です。
効いてくるのは1つ目。確かめたいことが2つ以上あると、どちらも確かめ切れないまま100球が終わってしまうからです。1つに絞れば、球数を多く使う先は2番目の段階へ自然に決まり、残りは前後の枠として片付きます。
| 段階 | 打つ球数 | 目安の時間 | この段階で確かめること |
| 1 ウォームアップ | ( )球 | ( )分 | 体が動くか。短い番手で当たるか |
|---|---|---|---|
| 2 その日の課題 | ( )球 | ( )分 | 事前に決めた1つだけ |
| 3 別の番手で確かめる | ( )球 | ( )分 | 同じことが別の番手でもできるか |
| 4 仕上げ | ( )球 | ( )分 | 次に1打目で持つ番手 |
| 合計 | 100球 | 60分 | 持ち帰る1行を決める |
前提が変われば割り振りも変わるので、この表に正解の数字はありません。
埋まっているのは合計の行だけで、球数と時間の欄は打席へ向かう前に自分で書き込むところ。



アプローチとパター、どっちを先にやるかも迷う…。
その順番は、月1ゴルフのサラリーマンでも100切りは狙えるという記事で扱いました。
打ちっぱなしの練習メニューは何球・何分で組む?
球数と時間の目安は、紹介している事業者ごとにそろっていません。
だからこそ、数字は自分の前提から決めるほうが早く片付きます。
何球が普通かは、事業者の配分でもそろわない
同じことを気にしている人の質問が、Yahoo!知恵袋に残っています。
ゴルフの練習について。
みなさんは打ちっぱなしで 週何回、何時間、何球やりますか?
普段とラウンド直前とで量とか変わりますか?
付いた回答は、週1〜2回で2時間ほどという人から、週2回で400発という人まで並んでいました。
事業者が自社のメディアで紹介している100球の配分も、そのまま並べるとこうなります。
| 紹介元 | 紹介されている配分 | 出典 |
| ワールドゴルフ(ゴルフクラブ・用品の通信販売) | 初心者向けの例として、ウォームアップ20〜30球/アイアン30〜40球/ドライバー15〜20球/仕上げ・確認10球(同記事は1回50〜100球を目安として示している) | 公式ブログ(2026年10月17日確認) |
|---|---|---|
| ワッグルONLINE(ゴルフメディア) | 初心者向けとして、ウェッジ20球/ショートアイアン20球/7番アイアン30球/フェアウェイウッド・ユーティリティ15球/ドライバー15球 | 公式記事(2026年10月17日確認) |
| デサント(スポーツウエアメーカー) | ゴルフを始めて半年から1年くらいまでの間は、100球のうち50球を9番アイアンのスイング作りにあてる | 公式メディア(2026年10月17日確認) |
3社とも数字の根拠は示しておらず、それぞれの見解として紹介されているものです。
しかも3つとも、初心者から始めて1年ほどまでの人に向けた配分で、月2回の人に向けて書かれたものではありません。
3つを足したり平均したりして新しい目安の数字を作ることも、この記事ではしないことにしました。
球数の相場探しは打ち切って大丈夫。1回に何球打てば上達するという公的な資料は探した範囲では見当たらず、事業者の配分もそろっていないからです。数字を探すより、その日に確かめること1つから球数を割るほうが、打席の中身は早く決まります。
球数制と時間制は、払っている単位が違う
ゴルフ練習場の業界団体に、公益社団法人 全日本ゴルフ練習場連盟(JGRA)があります。
事業に挙げているのは、調査および研究、人材育成および資格認定、研修会・セミナー等の開催などです。
料金の決め方の記載はなく、実際の料金は施設ごとの案内を見ると、形は大きく次の2つに分かれます。
- 球数制=打席料(練習場に入るときにかかる基本の料金)に1球ごとの代金を足す形
- 時間制=決まった時間のあいだ打ち放題になる形
| 項目 | 球数制 | 時間制 |
| 払う単位 | 打席料+1球ごとの代金 | 決まった時間のあいだ打ち放題 |
|---|---|---|
| 公式の記載例 | ファーストゴルフ:入場料600円+1球あたり12.9〜21.2円(階・曜日・時間帯で変わる) | アコーディア・ガーデン東京ベイ:60分コース2,200〜3,700円(会員種別・階・曜日で変わる。別に入場料400円) |
| 施設の営業時間 | 平日8:00〜23:00(火曜のみ9:00〜)、土日祝7:00〜23:00 | 全日6:00〜23:00 |
| 時間制コースの受付 | (この表では扱わない) | 9:00〜20:00(営業時間とは別) |
1球の代金はファーストゴルフの公式ページを見ると、打席の階と曜日で6通りに分かれています。
表の1球の代金は、A打席平日の下限と1F土日祝の上限をつないだ幅です。
時間制は、受付の時間も見ておきたいところ。アコーディア・ガーデン東京ベイは、営業時間と時間制コースの受付時間が別に決まっています。表の下の2行を分けて見ると読み違えません。60分コースと90分コースは、アコーディア・ガーデン東京ベイの公式ページに会員種別と打席の階ごとに並んでいました。
つまり球数制では打った球の数、時間制では打席にいた時間に払っています。
60分で100球なら、1球あたり36秒
打席にいられるのが60分、そのあいだに100球を打つと決めたとしましょう。
3600秒を100球で割ると、1球あたり36秒です。
これはあくまで、60分と100球という2つを前提に置いたときの割り算にすぎません。
- 60分で100球なら、計算上は1球あたり36秒
- 間を空けずに1球6秒で打ち続ければ、計算上は10分ほどで終わる量
- 余る時間の使い方が、その日の中身を決める
ワールドゴルフが初心者の失敗に挙げた「1球打ったらすぐ次の球を打つ」も、指しているのはこの余る時間のほう。
球を置いて、構えて、打って、結果を見る。
ここまでを1球ぶんと数えると、36秒は1球ごとに課題を置ける持ち時間に見えてきます。
打ちっぱなしの練習メニューは短い番手から並べる
球数を割り振るのは、打つ順番を決めてからで足ります。
順番が決まっていれば、球数はあとから乗せるだけで済みます。
ドライバーは最後に置くと、確かめてから打てる
打席に座って最初にドライバーを抜きたくなる気持ちは、よくわかるんですよね。
ゴルフクラブ・用品を販売するワールドゴルフには、打ちっぱなしの練習メニューを扱ったブログ記事があります。
その記事は、初心者がやりがちな失敗の1つ目に「ドライバーから打ち始めてしまう」を挙げていました。
ドライバーから始めた打席は、確かめる前に終わりがち。散らばった当たりを直そうとして球数を使い、気づいたときにはカゴが空になっているからです。同じ記事は「1球打ったらすぐ次の球を打つ」「毎回同じクラブだけ打ち続ける」の2つも、失敗として並べていました。
3つとも打つ物の選び方ではなく、打席での段取りの話なんです。
上達を裏づける数字が添えられているわけではありませんが、段取りだけなら次の打席から変えられます。
短い番手から長い番手へ:4つの段階の並べ方
短い番手から長い番手へという順番は、複数の事業者が紹介しています。
| 順番 | 番手の例 | この段階ですること |
| はじめ | ウェッジ・9番アイアン | 体を動かして当たりを出す |
|---|---|---|
| なか | 7番アイアン | その日に確かめること |
| うしろ | ウッド・ユーティリティ | 長い番手でも同じか見る |
| 最後 | 次に1打目で持つ番手 | 終わり方を固定して帰る |
この並びについて、ワールドゴルフは短いクラブほど打ちやすいからだと説明しています。
デサントの公式メディアの打ちっぱなし練習方法の記事では、日本プロゴルフ協会のティーチングプロがこう答えていました。
ゴルフを始めて半年から1年くらいまでの間は、練習場で100球打つとしたら50球は9番アイアンでハーフショット・スリークォーターショット・フルショットの混ぜ合わせでスイング作りをしたほうが良いと思います。
見落としたくないのは、「始めて半年から1年くらいまで」という条件が付いている点です。
ワールドゴルフは、打席に座ってから帰るまでを4つの段階に分けて示しています。
ワールドゴルフが紹介している100球の4段階
短い番手で体を動かす、打ち始めのための段階として置かれています。
7番アイアンを中心に前後の番手も混ぜる、球数の多い段階です。
体が動いてからドライバーへ移る段階で、球数はアイアンより少なめに置かれています。
最後の10球で確認して終える、打席の締めくくりの枠ですね。
自分の打席へ写すときは、段階の名前だけを借りて球数は空けておくと扱いやすくなります。
何番で終わるかを先に決めておく
何番から打つかは決めやすいのに、何番で終わるかは決め忘れがちなんですよね。
終わり方が決まっていない打席は、たいてい最後の1球が当たるまで続きます。
そして当たらないまま球が尽き、後味の悪さだけが残るもの。
- 最後の数球は、次のラウンドで1打目に持つ番手で打つ
- 当たりが悪くても、決めた球数でその日を終える
- 終わりの番手は毎回そろえておく
打席の最後の数球は、次の1打目の予行として使うイメージです。
終わり方を固定しておくと、帰り道に書く1行も決まってきます。
先に決めて迷いを減らす考え方は、ゴルフで緊張しない方法を扱った記事の「なくせるのは迷う時間」という話と同じ向きです。
打ちっぱなしの練習メニューは1球ずつ狙いを決める
36秒の持ち時間があれば、1球ごとに狙いを決め直せます。
狙いと振り幅を決めておくと、1球ごとに結果を数えられます。
1球ごとに狙う場所を決める
先ほどの36秒に置く課題として、まず決めやすいのは狙う場所です。
中古ゴルフクラブを扱うゴルフドゥには、打ちっぱなしで上達する5つの練習方法という記事があるんですよね。
そこに並ぶ練習方法には、次のようなものがあります。
- 番手を変えて打つ
- マット通りに打たない
- リズムを意識する
同じ記事は、方向を合わせるスパット探しにも触れていました。
スパットは、球の先にある小さな目印のこと。ネットの柱でも、芝の切れ目でもかまいません。狙う先を1球ごとに決めておくと、打ったあとに良し悪しを判定できる材料がそろいます。
ただし同じ記事には、練習場によって過度な斜め打ちが危険な場合があるという注意書きも添えてありました。
打席の向きを変える前に、その練習場の掲示を見ておくと迷いません。
同じ番手で振り幅を変える日をつくる
同じ番手で振り幅を変える日も、その日の課題として置けます。
先ほどのデサントの引用に出てきた振り幅の3段階を、そのまま借りましょう。
- ハーフショット=振り幅を半分ほどに抑えた振り方
- スリークォーターショット=4分の3ほどの振り幅で打つこと
- フルショット=振り幅をいっぱいまで使って打つこと
3段階を行き来すると、同じ番手でも打ち方に幅があることが見えてきます。
ここでは振り幅を変える日を作るところまでにして、距離の数字は表にしていません。
振り幅ごとの距離を表にまとめる話は、ウエッジの飛距離は何ヤードかを扱った記事で書いています。
痛みが出たら、その日の球数はそこで止める
正直、球数を増やすほど良くなる、と裏づけた一次資料は見つけられませんでした。
Yahoo!知恵袋には、上手い人ほど打ちっぱなしに行かないが効果が薄いのか、という質問も投稿されています。
ただしこれも個人の投稿で、球数の多い少ないを裏づけるものではありません。
痛みが出たら、その日の球数はそこで止めます。手首やヒジ、腰に痛みが出たときは打つのをやめて、痛みが続くようなら医療機関に相談しましょう。打ち切ることを優先して痛みを押すと、次の打席まで間が空いてしまいます。
月2回しか打席に座れない人にとって、休む判断も割り振りのうちです。
カゴを1つ残して帰る日があってもかまわないんですよね。
打ちっぱなしのマットでわかること・わからないこと
マットの上で出た当たりには、そのまま自分の当たりとして受け取れない部分があります。
確かめられることと確かめられないことを分けておくと、打席で見る場所が絞れます。
マットの上では、ダフっても気づきにくい
Yahoo!知恵袋には、「練習場はマットが滑り、ダフっていても気づかない」と書いたゴルフ歴8年の人の質問があります。
マットの上ではクラブのソール(クラブヘッドの底面)が滑って抜けやすい、という打つ人の側の声です。
ただし、マットがそういう構造だと説明した資料は、練習場・用品事業者・業界団体の公式ページには見当たりませんでした。
マットの上では、当たりの差が小さく見えることがあります。ダフリ(手前の地面を打つミス)でもトップ(ボールの上側を打つミス)でも、球はそれなりに前へ飛ぶことがあるからです。飛んだ距離と方向だけを見て次の球に移ると、直したい当たりは来月の打席にもそのまま残ります。
やっかいなのは、この差が打っている本人からは見えにくいところなんですよね。
気づけないミスがあるかもしれないと先に知っておけば、打った瞬間に手へ返ってくる感触のほうを見る癖がつきます。
同じライから打ち直せるのは、練習場だけ
打席では、ライ(球が止まっている場所の状態)が1球目から最後まで同じです。
先ほどの質問者も、練習場の条件として「同じライから同じクラブで何度も打てる」を挙げていました。



打ち直せるのが練習なんだから、それでいいんじゃないの…。
打ち直せること自体は練習場ならではの強みですが、コースでは1球目の結果がそのまま次の1打につながります。
気をつけたいのは、打ち直しの回数が増えるほど1球目の結果が薄まっていきやすいところ。
だからこそ、確かめたいことは1球目に置くのが、打席の使い方としては現実的です。
打席で確かめるのは、表の上3行まで
マットの上で見えにくいことがわかってくると、打席で確かめる中身も絞り込めます。
| 確かめたいこと | 打席での扱い |
| 番手ごとの当たり方 | 何球でも試せる |
|---|---|
| 狙った方向へ出たか | 目標を決めれば確かめられる |
| 振り幅を変えたときの違い | 同じライで比べられる |
| 地面の傾きへの対応 | 平らなマットでは確かめられない |
| 自分のスイングの見え方 | 打っている本人からは見えない |
表の下の2行は、ティーアップ(ティーに球を乗せて打つこと)をしても打席の中では埋まりません。
とくに自分のスイングは、打っている本人の目から最後まで見えないままです。
そこを人に見てもらうかどうかは、ゴルフレッスンは通うべきかを考えた記事で整理しました。
打席の100球で扱うのは、表の上3行だけと決めておきましょう。
打ちっぱなしの練習メニューは帰り道の1行で次につなぐ
その日の100球は、帰り道の1行で次の打席につながります。
書くのは長い日誌ではなく、スマホのメモ1行です。
スイングも動画で残したい人は、ゴルフのスイング撮影アプリの記事で撮り方を紹介しています。
2週間空くと、前回の打席は抜け落ちる
月2回だと、次の打席まで2週間ほど空くのが普通です。
そのあいだに、前回の打席で何をやったかはきれいに抜け落ちます。
思い出すところから始めると、最初の何球かが記憶の掘り起こしに消えてしまうもの。
- 前回の1行がある=1球目から続きを始められる
- 前回の1行がない=思い出す時間から始まる
- 1行は打席ではなく、帰り道に書く
2週間の空きを埋めてくれるのが、メモ1行ぶんの記録です。
前回の1行があれば、打席に座った時点で今日の課題が決まっています。
記事の最初にある診断で選んだ課題も、この1行に書いておけば、次の打席で続きから試せるのが強みです。
帰り道の3分で1行だけ書く
記録といっても、帰り道の3分で書ける量で足ります。
帰り道の3分で1行を書くまで
打席に入る前に決めてあった1つを、そのまま書き写します。
「50球中23球」のように、何球中何球かを書いておきましょう。
理由までは書かなくて大丈夫です。
同じ行の末尾に、次の打席の1球目でやることを付け足しておきます。
3つ合わせても、スマホのメモ1行に収まる量です。
たとえば「9/29 1打目のクラブ 目標2本の間 50球中23球 次は構えの手順から」のような1行。
書く場所は、次の打席までに何度も開くところにしておきましょう。
練習日誌を新しく作っても、開かなくなってしまいがちです。
1行に書くことは、その日の課題で変える
1行に書くことは、その日に確かめた課題に合わせて変えます。
| その日の課題 | 1行に書くこと |
| 方向(OB)の日 | 幅に収まった球数と、外れた向き |
|---|---|
| 当たり(ダフリ・トップ)の日 | ダフリとトップの数 |
| 距離感(寄せ)の日 | 振り幅ごとの落ちた距離 |
| どの日も | 次の1球目にやること |
寄せの日なら距離、OBを減らしたい日なら方向というように、確かめたことの結果を残します。
「次はがんばる」のような決意や、日誌のような長文は書かなくて大丈夫です。
詰め込むほど読み返さなくなるので、1行のまま残すのがちょうどいい量。
3パットが多かった日の振り返りは、パターが入らないのは自分のせいかを数字から考えた記事が手がかりになります。
打席そのものが取れない月に1枠足す方法は、次の章の屋内の練習場の話です。
打ちっぱなしの打席が取れない月は、屋内で1枠足す
土日の打席が埋まっていて、月2回すら確保できない月もありますよね。
そんな月は、屋内のセルフ練習場(会員証で入館して、自分で打席を使う練習場)で1枠足す方法があります。
FiT24インドアゴルフで公式に確かめられたこと
仕事帰りの時刻と屋外の練習場の営業時間が合わない、というつまずき方もあります。
FiT24インドアゴルフの公式ページで確認できた内容は、次のとおりです。
| 項目 | 公式の案内 |
| 営業時間 | 24時間年中無休(公式の表記) |
|---|---|
| 使い方 | WEBから登録し、事前に打席を予約する |
| 診断機 | 店舗によってDITECT社製またはTRACKMAN社製 |
| レンタルクラブ | 用意あり |
| 店舗 | 関東を中心に9都道県で27店舗(公式の店舗データで数えたもの) |
FiT24インドアゴルフは、屋外の練習場の営業時間に合わない人の練習に向いています。
弾道計測器(球の飛び方を数字で表示する機械)の機種は店舗ごとに違うので、行く店舗のページで先に確かめておきましょう。
一方で、今回確認した公式ページには、屋外の打ちっぱなしの代わりになるという説明はありませんでした。
使う前に知っておきたいこと。店舗は関東を中心とした9都道県にあり、近くに店舗がない地域もあります。打席は事前の予約が要るので、思い立ってすぐ打ちに行く使い方には向きません。
通える店舗と時間帯は、公式サイトの店舗ページで先に見ておけます。
FiT24インドアゴルフの料金と通える時間帯を確認するFiT24インドアゴルフは、入会前に無料試打で1回試せる
入会する前に1回だけ試せることが、公式の「24時間セルフ試打」の案内に書かれています。
試打の注意書きには、次の4つが書かれていました。
- 見学と試打は1回限り
- 試打の時間は片付けの時間を含む
- 入館は打席予約時間の1時間前から
- スタッフ不在の店舗ではスタッフの案内はなし
月に何回通うと会員のほうが得になるかは、FiT24インドアゴルフの口コミはどこにあるかを調べた記事にまとめました。
1回だけ試せるので、夜しか空かない月でも、近くの店舗の打席を先に体験してから続けるか決められます。
\ 入会の前に、1回だけ打席を試せる /
会員にならないなら、ビジターチケットで60分1枠
会員にならずに1回ぶんだけ使えるビジターチケットもあります。
| 項目 | 公式の案内 |
| 1回の枠 | 60分1枠 |
|---|---|
| 有効期間 | 購入日から30日 |
| 料金 | 診断機の機種で分かれる(公式ページで確認) |
| 予約 | 事前に打席を予約する |
同じページには、次の注意書きが並んでいました。
※購入いただいたチケットの返金・返品はできません。
(中略)
※ご予約後、入館されなかった場合もチケットが消費されます。
未実施店舗としてFiT24インドアゴルフ東川口が挙げられているので、行く店舗が対象かを先に見ておくと迷いません。
会員にならずに試したい人には、60分1枠から使えるFiT24インドアゴルフのビジターチケットがおすすめです。
チケットの買い方と対象の店舗は、FiT24インドアゴルフの公式サイトで確かめられます。
打ちっぱなしの練習メニューについてよくある質問
球数・時間・番手・屋内の練習場について、よく出てくる質問をまとめました。
打ちっぱなしは1回に何球打てばいいですか?
正解の数字は、事業者の配分を見てもそろっていません。先にその日に確かめることを1つ決めてから球数を割ると、数字を探さずに済みます。事業者の配分は何球が普通かは、事業者の配分でもそろわないで並べました。
打ちっぱなしで100球を打つと、どれくらい時間がかかりますか?
60分の枠で100球なら、計算上は1球あたり36秒です。間を空けずに1球6秒で打てば10分ほどで終わる量なので、余る時間を1球ごとの確認に使えます。計算の中身は60分で100球なら、1球あたり36秒で書きました。
打ちっぱなしの練習はどの番手から始めればいいですか?
短い番手から長い番手へ、という順番は複数の事業者が紹介している並べ方です。上達を裏づける数字は添えられていませんが、順番なら次の打席から変えられます。並べ方は短い番手から長い番手へ:4つの段階の並べ方で表にしました。
ドライバーは何球打てばいいですか?
事業者によって15〜20球、15球と分かれていて、そろっていません。ドライバーから打ち始めることは、初心者がやりがちな失敗として挙げられています。置き場所はドライバーは最後に置くと、確かめてから打てるで扱いました。
球数制と時間制はどちらを選べばいいですか?
払う単位が「球」か「時間」かの違いです。打席にいられる時間が読める日は時間制、読めない日は球数制にすると、帰る時刻と球数を先に決めやすくなります。2施設の記載は球数制と時間制は、払っている単位が違うのとおりです。
30分しか取れない日も、打ちっぱなしに行く意味はありますか?
確かめることが1つ決まっていれば、50球でもその日は成立します。実践表の球数をおおよそ半分にして、「練習する間」の球数を最後まで残すのがゴルハックの提案です。考え方は50球で帰る日は「練習する間」の球数を残すにまとめました。
一人で打ちっぱなしに行っても大丈夫ですか?
打席はもともと一人で使う場所です。受付の前に球数・帰る時刻・確かめることの3つを決めておけば、座ってから迷いません。3つの中身は受付の前に決める3つ:球数・帰る時刻・確かめることのとおりです。
マットで当たっていれば、コースでも同じように打てますか?
マットの上ではダフっても気づきにくい、という声があります。地面の傾きも平らなマットでは確かめられないので、打席で確かめることと確かめられないことを先に分けておきましょう。線引きはマットの上では、ダフっても気づきにくいから読めます。
練習メニューを決めても、そのとおりにできないときはどうすればいいですか?
帰り道に1行だけ記録を持ち帰り、次の打席の1球目から続きを始める形にすると、前回の内容を思い出さずに済みます。書く量は3分ほどです。手順は帰り道の3分で1行だけ書くにあります。
FiT24インドアゴルフは、会員にならなくても使えますか?
会員にならずに1回ぶん使えるビジターチケットがあり、60分1枠・有効期間は購入日から30日と案内されています。未実施の店舗もあるので、行く店舗のページで確かめておくと迷いません。条件は会員にならないなら、ビジターチケットで60分1枠に並べました。
まとめ:打ちっぱなしの練習メニューは次の1打席から割り振ろう
打ちっぱなしの練習メニューは、悩みに近い例を選ぶ→試す→記録するの順番で回すのがゴルハックの提案です。
何球が正解かという数字を探し続けるより、例を1つ試したほうが打席の中身は早く決まります。
割り振りを決めずに打席へ向かうと、その日の100球はまた消化で終わってしまいます。
月2回の人にとって、次に打席へ座れるのは2週間後の1回きり。



次の打席までに、試す例を1つだけ決めておこう。
決めるのは例を1つ選ぶだけなので、通勤の電車の中でも間に合います。
その1つを持って打席に座れば、今日の100球は使い切って帰る1回。
帰り道に「何球中何球」を1行だけ書いて、ぜひ次の打席の1球目へつないでみてください。
屋外の打席が取れない月は、入会前に1回試打できる屋内の練習場で練習の回数を1枠増やすこともできます。
次のリンクは広告で、行き先はFiT24インドアゴルフの公式サイトです。
\ 近くの店舗と試打の条件を、先に見ておく /
- 公益社団法人 全日本ゴルフ練習場連盟「JGRAとは」
- ファーストゴルフ「営業時間・料金」
- アコーディア・ガーデン東京ベイ「営業案内・料金表」
- FiT24インドアゴルフ「セルフ練習場 FiT24インドアゴルフ」
- FiT24インドアゴルフ「ビジターチケット(1回券)」
- FiT24インドアゴルフ「24時間セルフ試打のご予約受付中!」
- ワールドゴルフ ブログ「打ちっぱなしで上達する練習メニュー|100球の使い方と初心者の失敗3つ」
- ワッグルONLINE「打ちっぱなしの練習方法とは?初心者〜中級者向けメニューと頻度を解説」
- デサント「【初心者向け】ゴルフの打ちっぱなし練習方法を徹底解説」
- ゴルフドゥ「練習場でもコースをイメージ!打ちっぱなしで上達する5つの練習方法」
- Yahoo!知恵袋「ゴルフの練習について。みなさんは打ちっぱなしで週何回、何時間、何球やりますか?」
- Yahoo!知恵袋「練習場(打ちっ放し)で出来る本当に効果のある練習方法とは何でしょう?」
- Yahoo!知恵袋「ゴルフの上手い方に限って打ちっぱなしに行かない人の割合が多いですが打ちっぱなしは効果が薄いんでしょうか?」

