コタロウ同伴者より飛ばない自分は、初心者として普通なのかな…。
ゴルフ初心者の飛距離は何ヤードが普通なのか、気になりますよね。
先に答えを言うと、2025年の実測ではアマチュア男性の平均が204.8ヤードでした。
英国の実測でもハンディキャップ21以上の男性は平均176.6ヤードなので、170ヤード台は珍しくないんですよね。
- アマチュア男性の実測平均は204.8ヤード(女性は151.5ヤード・個人差あり)
- 始めたばかりの人は170ヤード台でも珍しくない
- 100切りは、パー4を3打で乗せる計算なら1打120〜135ヤード
- 次の打ちっぱなしは、7番アイアン10球でキャリーを記録
- 当たらない原因が自分で分からない人は、スイングを見て課題を明らかにしてくれるRIZAP GOLFのゴルフ力診断
理由は、204.8ヤードが初心者に限らない数字で、ボギーペースの算数が200ヤードを求めていないからです。
出どころのない平均表と比べてドライバーを打ち込むほど、月2回の練習が飛距離の迷いに使われてしまうかもしれません。
原因が自分で分からない人は、体験レッスンだけでも参加できるRIZAP GOLFのゴルフ力診断で今の課題を見てもらえます。
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4つの質問から、いま取り組むテーマを1つに。次の練習でやることと、練習メモを作ります。
回答をもとに練習の優先順位を整理するツールです。スイングの原因やスコア改善を保証するものではありません。練習内容はゴルハックの提案例です。
ゴルフ初心者の飛距離は何ヤードが普通?170ヤード台でも珍しくない


数字を出どころで3つに分けて見ると、始めたばかりで170ヤード台は珍しくありません。
番手ごとの距離は、平均表ではなく7番アイアン10球で測る方法を後半にまとめています。
実測だと、アマチュア男性の平均は204.8ヤード
国内の新しい実測の1つでは、アマチュア男性140人の平均が204.8ヤード。
週刊ゴルフダイジェストの2025年の調査で、中身は次のとおり。
| 項目 | 内容 |
| 計測日・場所 | 2025年10月17日・東名カントリークラブ(静岡)桃園コース2番(510ヤード・パー5) |
|---|---|
| 対象 | ラウンドしたアマチュア153人(男性140人・女性13人) |
| 測り方 | 打球が止まったところを、ロープを目印に目測 |
| 平均 | 男性204.8ヤード・女性151.5ヤード |
止まった位置の目測なので、転がった分も含むトータル寄りの数字です。
トータルは、キャリー(空中を飛んで落ちるまでの距離)とラン(落ちてから転がった距離)を足した距離のこと。
今回の実測データからわかることは、ティーショットが200Yちょっと飛べば“人並み”であり「オレは飛ばないな」なんて悲観したり「もっと飛ばさなきゃ」と力んだりする必要はナシ。
ただ、これは1ホール・1日の目測で、対象は初心者に限らないアマチュア全体。
「初心者の平均」とは別の数字です。始めたばかりの人は、この数字より手前でも慌てなくて大丈夫。
英国のハンディ21以上の男性は、平均176.6ヤード
初心者に近い層の数字は、統括団体(ゴルフの規則を定めるUSGAとThe R&A)の実測にあります。
対象は英国のクラブゴルファー(クラブに所属する一般のゴルファー)の男子で、1996年から毎年測った記録です。
全体平均は 1996 年の時点で 200 ヤードでしたが、2019 年には 216 ヤードに伸びています。
同じ調査をハンディキャップ(実力を表す数字で、小さいほど上手)別に分けた2019年の平均が、次の表です。
| ハンディキャップ | 平均(2019年・男子) |
| 6未満 | 239.2ヤード |
|---|---|
| 6〜12 | 219.8ヤード |
| 13〜20 | 200.0ヤード |
| 21以上 | 176.6ヤード(60ショット) |
| 全体 | 215.6ヤード |
21以上は60ショットと少ないので、幅を持って見る数字です。
それでも、この層の平均が176.6ヤードなので、始めたばかりで170ヤード台は珍しくありません。
日本語版の報告書も、この層の数字は年によって上下していて、不安定な部分があると書いています。
自己申告のアンケートだと、実測より高い数字が並ぶ
ネットで見かける「平均230ヤード」のような数字は、自己申告(本人がアンケートに答えた数字)に近いものです。
ゴルフダイジェストが2024年に公表したアンケートには、7,543件の回答がありました。
キャリーは200ヤード前後が16.4%、トータルは230ヤード前後が16.3%で、どちらも最多。
今回は「平均飛距離」という聞き方をしていないが、平均飛距離にすると、チョロなどの大きなミスもすべて含めた場合、シビアな数字になりすぎる可能性があるため、普通に当たったときにどのぐらい飛ぶか、という数字だと認識いただきたい。
つまり、ミスまで含めた平均ではなく、普通に当たったときの距離を聞いた数字です。
回答者は男性が98.5%、平均スコア90台が43.6%で、調査側も熱心なゴルファーが多めと見ています。
| 調べ方 | 男性の数字 | 数えたもの |
| 実測(2025年) | 平均204.8ヤード | 止まった位置の目測 |
|---|---|---|
| 自己申告(2024年) | トータル230ヤード前後が最多 | 普通に当たったとき |
どちらもゴルフダイジェスト系の調査で、自己申告がいつも高いとまでは言えません。
ただ、比べていた数字が高めに出ていることはあるので、落ち込む前に数字の調べ方を確かめたいところ。
女性や年代で、飛距離はどれくらい変わる?
女性の数字も、出どころによって少しずつ違います。
| 調査 | 女性の平均 |
| 実測(国内・13人) | 151.5ヤード |
|---|---|
| USGA・The R&A(英国) | 145〜166ヤード |
| The R&A(女子全体) | 147.9ヤード |
| The R&A(ハンディ29以上) | 119.8ヤード |
国内の実測は13人と少ないものの、150ヤード前後が1つの目安になりそうです。
年代の数字は、実測と自己申告で出方がかなり違います。
| 年代の数字 | 中身 |
| 実測(2025年) | 40代は4年前より23ヤード伸び、70代は18ヤード下がった |
|---|---|
| 自己申告(2024年) | 30代250〜260ヤードから60代220〜230ヤードまで、10ヤードずつ下がる並び |
ただ40代の伸びは、その日にパワーヒッターがそろった影響も大きい、と記事自身が書いています。
自己申告の年代別も、実測より高めの数字です。年代の数字は参考にとどめて、自分の10球と比べるほうが役に立ちます。
200mは約219ヤード、メートルとヤードの換算の目安
ゴルフの距離はヤードで表すことが多いので、メートルの数字は換算してから比べたいところ。
日本の計量単位令の別表第七は、ヤードの定義を「メートルの〇・九一四四倍」としています。
つまり1ヤード=0.9144メートルで、メートルをヤードにするなら0.9144で割り、ヤードをメートルにするなら0.9144を掛ける計算です。
| 項目 | 換算した距離(目安) |
| 100m | 約109ヤード |
|---|---|
| 150m | 約164ヤード |
| 200m | 約219ヤード |
| 250m | 約273ヤード |
| 170ヤード | 約155m |
| 200ヤード | 約183m |
この記事で使っている実測平均の204.8ヤードは、メートルにすると約187mです。
同じ距離でも、ヤードの数字はメートルより1割近く大きく出るんですよね。
人と飛距離を比べるときは、単位をそろえてから。練習場の看板や距離計アプリがメートルとヤードのどちらで表示しているかを先に確かめると、数字を読み違えにくくなります。
ゴルフ初心者が100切りするのに、飛距離は200ヤードもいらない


100切りに要る飛距離をボギーペースで逆算すると、ドライバーが200ヤードに届かなくても計算は成り立ちます。
ボギーとダブルボギーが9つずつなら、99で回れる
100切り(18ホールの合計を99以下にすること)は、パーを1つも取らなくても届く計算です。
ボギー(パーより1打多い)とダブルボギー(パーより2打多い)だけで組むと、こうなります。
- ボギー×18ホール=90
- ボギー×9ホール+ダブルボギー×9ホール=99
- ダブルボギー×18ホール=108
半分のホールがダブルボギーでも、残り半分をボギーで回れば99で収まる計算。
逆にトリプルボギーが2つ出ると、同じ配分では101になり、どこかで2打を取り返さないといけません。
100切りは、パーを取る力よりダブルボギーで止める力の勝負です。飛距離がどこまで要るかも、この式から逆算できます。
月1ラウンドでの組み立ては、月1ゴルフのサラリーマンでも100切りは狙えるという記事で、やることを3つに絞りました。
パー4を3打で乗せるなら、1打120〜135ヤードでいい
目安にするのは、ボギーオン(パーより1打多い打数でグリーンに乗せること)。
パー4は3打で乗せるので、1打の距離はホールの長さを3で割るだけ。
パー4の長さの目安は、JGA(日本ゴルフ協会)が公開しているハンディキャップ規則に載っています。
各ホールのパーは、以下のホール距離に基づいて設定することを推奨する:
その表で、男子のパー4は240〜490ヤード、女子は200〜420ヤードとされています。
| パー4の長さ | 3打で乗せるときの1打 |
| 360ヤード | 120ヤード |
|---|---|
| 405ヤード | 135ヤード |
| 490ヤード(男子の上限) | 約163ヤード |
360〜405ヤードのパー4なら、1打120〜135ヤードで3打目に乗る計算。
Myゴルフダイジェストの用語解説では、白ティーは6000ヤードを切る短い設定のコースも少なくないとのこと。
ただ、490ヤード近い長いパー4は1打160ヤード台が要るので、ダブルボギーのホールと考えて大丈夫です。
ハンディ13〜20と21以上でも、平均の差は約23ヤード
100切り目前の人は、ハンディキャップが一段上の人たちとの差も気になるかもしれません。
| ハンディキャップ | 平均(2019年・男子) |
| 13〜20 | 200.0ヤード |
|---|---|
| 21以上 | 176.6ヤード |
| 差 | 約23ヤード |
一段上の層と比べても、平均の差は20ヤード台です。
飛距離とスコアの関係について、Myゴルフダイジェストは7,543人の自己申告をもとに、次のように書いています。
「100の壁」を越えるには、飛距離を伸ばさずとも、マネジメントやショートゲームの改善でなんとかなるが、「平均80台」という地点に到達するためには、安定して芯でとらえられるミート率の向上など、飛距離についても1段階アップすることが重要といえそうだ。
出典:Myゴルフダイジェスト「飛距離とスコアは比例する? 10年で10Y低下? ゴルファーの“飛距離”に関するアンケート結果<後編>」
マネジメント(コースでの攻め方)とショートゲーム(寄せとパター)で越えられる、という編集部の見立てです。
80台を目指す段階になると、ミート率を上げて飛距離も伸ばす出番が来る、とも読めます。
私の場合、100切りが安定したのは寄せとパターの練習から
ここは、ゴルハックを書いている私、コタロウの話です。
| 項目 | 私の場合 |
| ラウンド | 月1回 |
|---|---|
| 打ちっぱなし | 月2回 |
| 自宅 | 素振り・軽いアプローチ(グリーン近くから寄せる短いショット)・パターマット |
| レッスン | 通ったことはなく独学 |
正直、100は切ったり切れなかったりが長く続きました。
変わったのは、アプローチとパターの練習を取り入れてから。
そこから100を安定して切れるようになりました。
あくまで私の場合の順番です。「寄せとパターをやれば切れる」とは言い切れませんし、独学をすすめたいわけでもありません。
時間が限られている人ほど、飛距離の前に寄せとパターを見直す順番もある、と知っておいてほしいです。
100切り目前の人は、飛距離より崩れたホールを先に見る
あと少しで100が切れない人は、飛距離の差より、トリプルボギー以上のホールが効いていることがあります。
先ほどの式のとおり、トリプルボギーが2つ出るだけで99の枠を越えてしまうから。
ゴルハックからの提案:直近のラウンドを振り返る手順
スコアカードを見て、トリプルボギー以上のホールだけを拾います。
分ける先は、OB(コースの外に打ち出して打ち直しになるミス)、グリーン周りの往復、3パット、ティーショットのミスの4つ。
3パットは、グリーンの上で3回パターを打つことです。
それを次の打ちっぱなしのテーマにします。
| 崩れた原因 | 次に読むところ |
| OB・ティーショットのミス | 7番アイアンのハーフスイング |
|---|---|
| グリーン周りの往復 | 3本で作る9マスの自分の距離表 |
| 3パット | パターが入らないのは自分のせいか |
ラウンド1回で原因まで決めつけず、次の練習で試すテーマを1つ決めるくらいで十分です。



原因は分かっても、直し方が分からないんだよな…。
ミスの数は数えれば分かりますが、なぜそのミスが出るのかは自分では見えにくいもの。
RIZAP GOLFは、ミスの原因が自分では分からない人に向いています。
ゴルフ力診断は、実際にショットを打つ技術測定とヒアリングで、現状分析をしてもらえる内容。体験レッスンだけの参加でも問題ない、と公式のよくある質問に書かれています。
崩れる原因を実際のショットで見てもらうと、次の打ちっぱなしで何を打つかも決めやすくなるかもしれません。
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番手ごとの飛距離は、ゴルフ初心者でも10球ずつ測れる


番手(クラブの番号)ごとの平均表は、調べた範囲では、何人をどう測ったかが書かれたものが見つかりませんでした。
そのかわり、自分の距離なら1本10球ずつで測れます。
番手で飛距離が変わるのは、ロフト角が違うから
番手ごとに飛ぶ距離が変わるのは、ロフト角(フェースの傾きの角度)が違うからです。
ミズノ公式は、ロフト角と飛距離の関係を次のように説明しています。
ロフト角とは、ソール面を地面に接した状態でアドレスした時に、シャフトの中心線とフェース面(地面とボールが接する部分)によって生まれた角度のことです。基本的にはロフト角が小さいほどボールにスピンがかかりにくいため、飛距離を伸ばしやすい傾向にあります。ドライバーであれば、9〜13度の間で調節することが一般的です。
番手ごとの距離の差も、このロフト角の違いから生まれます。
引用の9〜13度はドライバーの数字で、アイアンやウェッジのロフト角とは別です。
同じ番手でも打つ人やクラブが違えば、飛ぶ距離も変わります。
だから比べる相手は、自分のクラブで打った10球。
数えるのはキャリー、転がった分は入れない
ゴルハックでは、自分の距離をキャリーで記録する方法をすすめています。
ランはマットや芝、地面の硬さで変わりやすく、同じ当たりでも数字がぶれるからです。
| 用語 | 意味 | 記録に使うか |
| キャリー | 空中を飛んで落ちるまで | 使う |
|---|---|---|
| ラン | 落ちてから転がった分 | 使わない |
| トータル | キャリー+ラン | 参考にとどめる |
先ほどの実測は止まった位置の目測なので、トータル寄りの数字でした。
自己申告のアンケートはキャリーとトータルを分けて聞いているので、比べるときは同じ数え方どうしで。
人に飛距離を話すときも、キャリーかトータルかを添えると話がかみ合います。
レンジボールは、コースのボールより10〜15%ほど飛ばない
打ちっぱなしのレンジボール(練習場専用のボール)は、コースで使うボールより飛びにくいボールです。
GOLFZONの公式コラムは、その差を次のように説明しています。
そのため打った瞬間の初速もあまり出ずに飛んで行くので、結果的にコースボールで打った時よりも大体10〜15%ほど飛距離が少なくなるのです。10%~15%の飛距離差は大体1クラブほど違うと思っていればいいと思います。
練習場で測った距離は、コースでは1クラブほど違うかもしれないと思って使いましょう。
練習場の距離表示の基準も、練習場ごとに違うことがあるので注意したいところ。
だから練習場では、数字の大きさより同じ番手の10球がどれだけそろうかを見るほうが役に立ちます。
7番アイアン10球で、真ん中の距離とミスの数をメモする
ここからの測り方は公的な基準ではなく、月2回の打ちっぱなしでも続けられるように考えたゴルハックからの提案です。
最初の1本は、7番アイアンだけで大丈夫。
7番アイアンの10球の測り方
体が温まってから、看板か旗を1つ決めて続けて打ちます。
看板で見た着地点の距離と、トップ(ボールの上側を打つミス)やダフリ(手前の地面を打つミス)かどうかを書き留めましょう。
残った球のキャリーの中央値(小さい順に並べたときの真ん中の値)を取ります。
中央値とミスの数は、セットで1行に。
計測器がある練習場では、表示されたキャリーをそのまま使えます。
| 番手 | ミスを除いたキャリーの中央値 | ミスの数(10球中) |
| 7番アイアン | __ヤード | __球 |
|---|---|---|
| 次に測る番手 | __ヤード | __球 |
ミスを除いた数字だけを見ると、実際よりよく飛ぶ気がしてしまうので、ゴルハックではミスの数とセットで見ています。
10球では、ミスの原因までは決められません。ミスが多かった日は、次の練習で芯に当てる球を増やす、という練習テーマの目安にします。
コースで残り距離を知る方法は、ゴルフの距離計はアプリで足りるかという記事にまとめました。
ほかの番手も同じやり方で、1本ずつ埋めていく
7番アイアンの数字が出たら、次の打ちっぱなしで1本だけ、同じ10球の手順で測ります。
順番は、手持ちのクラブのうち7番アイアンの前後の番手からで十分です。
番手の間隔は「◯ヤード刻み」と決めつけず、自分の数字で確かめることにしましょう。
3Wやユーティリティがなくても大丈夫。手元のクラブを1本ずつ埋めていけば、それが自分の表。
ウエッジは、3本で作る9マスの自分の距離表の記事で、表の作り方をまとめています。
フェアウェイウッドは、5Wの飛距離は何ヤードと7Wの飛距離は何ヤードの記事が同じ考え方です。
飛距離が出ないゴルフ初心者は、速く振るより芯に当てるのが先


同じヘッドスピードでも飛距離に差がつくのは、当たり方が違うから。
速く振る練習より先に、芯に当たっているかを確かめましょう。
アマチュア男性のヘッドスピードは、40m/s前後が目安
ヘッドスピード(クラブのヘッドが動く速さ)は、アマチュア男性で40m/s前後が1つの目安です。
手がかりは、計測器メーカーのトラックマン社が英語の公式ブログで出している、男性アマチュアのドライバーの数字(Trackman Combineの平均)。
PRGRゴルフスクールのコラムも、男性アマチュアゴルファーの平均ヘッドスピードを40m/sとしています。
| 区分(ドライバー・男性アマチュアとツアー) | ヘッドスピード |
| 平均的なゴルファー | 94mph(約42.0m/s) |
|---|---|
| ボギーゴルファー | 92mph(約41.1m/s) |
| PGAツアー | 115mph(約51.4m/s) |
| LPGAツアー | 96mph(約42.9m/s) |
男性アマチュアの平均的なゴルファーで約42.0m/s、ボギーゴルファーで約41.1m/sなので、40m/s前後という目安から大きく外れていません。
ボギーゴルファー(ボギーペースで回る人)の区分でも、速さが大きく足りないわけではなさそうです。
同じヘッドスピードでも、女子プロとは30ヤードくらい違う
同じ40m/s前後でも、打ち方しだいで飛距離は変わります。
PRGRゴルフスクールのコラムにある比較が、わかりやすい例。
女子プロの平均ヘッドスピードは男性アマチュアゴルファーと同じ40m/s。ところがサイエンス・フィットのデータを見ると、女子プロの方が30ヤードくらい飛んでいます。
差がつく要因の1つとして、コラムはスイング軌道(クラブが通る道すじ)を挙げています。
アマチュアに多いアウトサイドインの軌道だと、飛距離が出ないスライス系の弾道になりやすい、という説明。
もう1つの目安が、ミート率(ボール初速÷ヘッドスピード)です。
| 区分(トラックマン・ドライバー・男性アマチュアとツアー) | ミート率 |
| PGAツアー | 1.49 |
|---|---|
| 平均的なゴルファー | 1.44 |
| ボギーゴルファー | 1.43 |
ボール初速は打った直後のボールの速さで、40m/sで振ってミート率1.44なら、初速は57.6m/sという計算。
PRGRゴルフスクールのコラムにある男性アマチュアの40m/sと、トラックマンのミート率という、別々の資料の数字を組み合わせた目安です。
日本ゴム協会誌の1977年の論文も、飛距離はボール初速・打ち出し角・スピンで決まると説明しています。
速さが同じでも差がつく以上、先に見るのは芯に当たっているかと球の曲がり方です。
私がスイングで心がけているのは、腕の力で軌道を作ろうとしないこと。
振り子のように重力でクラブを動かして、同じリズムで振るようにしています。
手元や肩に力が入って固まっていると、重さを使えないんですよね。
なので力を抜いて、トップからは「腕とクラブの重さで勝手に戻る」感覚で下ろします。
腕とクラブが「ブラーン」と下りてくるタイミングに合わせて、でんでん太鼓のように体を回すイメージ。
無駄な力をかけなくても芯で捉えやすい、というのが私の感覚です。
当たり方のクセは、撮って見ないと気づきにくい
自分のスイングは、打っている最中の自分には見えません。
おすすめは、スマホで正面と後ろから1回ずつ撮ること。
7番アイアンの10球を測る日にそのうち何球かを撮っておけば、距離とスイングを並べて見返せます。



撮ってはみたけど、何が悪いのか分からない…。
RIZAP GOLFは、撮っても直し方が分からない人に向いています。
| 項目 | RIZAP GOLFの公式の記載 |
| ゴルフ力診断 | スイングをチェックし、具体的な課題を明らかにする |
|---|---|
| レッスンの形 | お一人ずつのマンツーマン |
| レッスン後 | トレーナーの音声付きのレビュー動画を送付(会員向け) |
| 初心者 | ゴルフ初心者のお客様も多い、と公式FAQに記載 |
弱点も書いておくと、レッスンは所属店舗で受ける仕組みなので、通える場所に店舗があるかを先に確かめたいところ。
また、この記事ではRIZAP GOLFで何ヤード伸びるかは書きません。
スイングのチェックで課題を明らかにしてくれるので、まずは体験レッスン付きのゴルフ力診断から。
\ マンツーマンで当たり方を見てもらう /
料金の総額ややめるときの条件は、ライザップゴルフの料金は総額で見るという記事で整理しています。
練習が月2回のゴルフ初心者が、飛距離のためにできること


月2回の練習は、打つ番手と順番を先に決めておくと、飛距離の迷いに使わずに済みます。
打ちっぱなしは、7番アイアンのハーフスイングから
ゴルハックの提案は、最初の球を7番アイアンのハーフスイング(腰から腰くらいまでの小さな振り幅)にすること。
振り幅が小さいぶん、芯に当たったかどうかを1球ずつ確かめやすいと考えています。
| 1回100球の例 | やること |
| 前半30球 | 7番アイアンのハーフスイングで芯に当てる |
|---|---|
| 中盤40球 | 7番アイアンのフルスイングで10球ずつ記録 |
| 後半30球 | ドライバーで振り幅を確かめる |
練習場ではついドライバーばかり打ちたくなりますよね(笑)。
球の配り方は、打ちっぱなしの練習メニューは悩みで選ぶでくわしく書きました。
近くに店舗があって、仕事帰りや早朝など自分の時間で黙々と打ちたい人には、FiT24インドアゴルフが向いています。
FiT24インドアゴルフは、24時間・年中無休のセルフ練習場。スイング診断機で、自分のアドレスやスイングを確かめられます。
ただ、診断機の機種は店舗によって違い、セルフ練習場なので見てくれる人はつきません。
口コミの探し方は、FiT24インドアゴルフの口コミはどこにあるかという記事にまとめました。
自宅では逆さ素振りを、痛くない範囲で
自宅でできる練習としてミズノ公式の初心者向け記事にあるのが、クラブを逆さに持った素振り。
まずは、クラブをいつもと逆に持ちます。先が軽くなる感じですね。その状態で連続して素振りをします。
同じ記事では、軸がぶれないように腹筋を鍛えることも挙げられていました。
私も、自宅の練習は素振りと軽いアプローチ、パターマットです。
痛みがある日は、素振りもお休み。腰や肩、ひじの痛みが続く場合は、整形外科などの医療機関に相談しましょう。腰については日本整形外科学会「腰痛」の解説があります。
ヘッドスピードを上げるのは、芯に当たるようになってから
ヘッドスピードは、10球の中で芯に当たる球がそろってから、余力で上げる順番をすすめています。
PRGRの調べでは、40m/sの人が1m/s上げると、飛距離は約6ヤード伸びる、という数字。
| ヘッドスピードの上がり幅 | 飛距離の目安 |
| 1m/s(PRGRの調べ) | 約6ヤード |
|---|---|
| 5m/s(単純計算) | 約30ヤード |
5m/s上げてやっと約30ヤードで、これは同じ40m/sの女子プロと男性アマの差と同じくらい。
月2回の練習では、速さを上げるより芯に当たる球を増やすほうが近道だと考えています。
正直に書くと、ミズノの記事はヘッドスピードと体幹の強化を先に、ミート率などの技術面をそのあとに置く順番。
ゴルハックの順番は、練習が月2回の人に合わせた提案です。
私自身、芯に当たる球が増えてから、ドライバーの練習で試しているイメージがあります。
振り子のように重さで振る土台はそのままに、バックスイングではボールの真後ろへ「低く長く」引っ張るイメージ。
切り返しでは体で打ちにいかず、グリップエンドを真下へ一気に落とします。
「ダフるのでは」と怖くなるくらい低い位置へ落として、落とした時点で自分の仕事は終わり、と割り切って振り抜くんです。
体を無理に回して合わせにいかず、左サイドを踏み込んで、クラブと引っ張り合う感覚も使っています。
正直、このイメージで振ると、今まで経験したことのない変な動きに感じるんですよね。
それでも、違和感があるだけですぐにやめないようにしています。
あくまで私が練習で意識しているイメージなので、合わなければ無理に取り入れなくて大丈夫です。
クラブの買い替えは、ヘッドスピードを測ったあとで
飛ばないからとクラブを買い替える前に、一度ヘッドスピードを測っておくと、候補を絞りやすくなるかもしれません。
ミズノ公式は、初心者向けのドライバーのロフト角を男性10.5〜12度前後・女性11.5度以上と一般論で示しています。
フレックス(シャフトの硬さの表示)には、ダンロップ公式のように「目安適応ヘッドスピード」を添えたメーカーも。
同じ「R」でも、モデルによって目安の範囲は違います。表示はモデルごとに公式で確かめて、最後は試打で。
ヘッドスピード38m/s前後の人のフレックスの目安は、ヘッドスピード38のドライバーの記事にまとめています。
曲がりが気になる人向けには、スライスしないドライバーはあるのかという記事で、公式の説明をもとに選び方を書きました。
買い替えで何ヤード伸びる、と言える根拠は見つからなかったので、この記事では書きません。
ゴルフ初心者の飛距離でよくある質問


飛距離で迷いやすい質問を11個まとめました。
ゴルフを始めて3か月ですが、飛距離が伸びません。いつ伸びますか?
何か月で伸びる、と言える調査は見つかりませんでした。始めたばかりの時期は、速く振るより芯に当たる10球をそろえるほうが先です。順番は芯に当てるのが先の章で書いています。
女性の初心者は、ドライバーで何ヤードが目安ですか?
初心者だけの調査は見当たらず、女性アマチュア全体では、2025年の国内の実測(13人)が151.5ヤードでした。英国の女子レクリエーショナルゴルファーは145〜166ヤードの範囲という調査もあります。数字は女性や年代の章にまとめました。
7番アイアンは何ヤード打てれば普通ですか?
番手別の平均は出どころの書かれた数字が見つからず、この記事では置いていません。自分の7番アイアンを10球打って、大きなミスを除いたキャリーの中央値を基準にするのがおすすめです。手順は7番アイアン10球の測り方のとおり。
練習場の200ヤードの看板まで届けば、コースでも200ヤード飛びますか?
同じとは限りません。レンジボールはコースのボールより10〜15%ほど飛ばない、とGOLFZON公式が説明しています。看板の基準も練習場ごとに違うことがあり、仕組みはレンジボールの章で書きました。
200mは何ヤードですか?
約219ヤードです。計量単位令で1ヤードは0.9144メートルと決まっているので、200を0.9144で割ると218.72ヤードになります。ほかの距離はメートルとヤードの換算の目安の表にまとめました。
ヘッドスピードはどれくらいあれば十分ですか?
何m/sあれば十分、という基準はありません。目安としては、トラックマン社の男性アマチュアの平均で、ボギーゴルファーが約41m/s、平均的なゴルファー(ハンディキャップ14.5)が約42m/sです。速さより先に見たいことはヘッドスピードの目安の章から続けて書いています。
100切りには、ドライバーで何ヤード必要ですか?
決まった数字はありません。パー4を3打で乗せる計算なら、360〜405ヤードのホールで1打120〜135ヤードです。200ヤードに届かなくても計算上は狙えることを、100切りの章で説明しています。
100切りまであと少しです。飛距離を伸ばすのと、ほかを直すのはどちらが先ですか?
ゴルハックは、先に崩れたホールを振り返る順番をすすめています。Myゴルフダイジェストも、100の壁は飛距離を伸ばさなくてもマネジメントやショートゲームで越えられる、という見方でした。振り返り方は崩れたホールを先に見る手順で書きました。
レッスンを受けると飛距離は伸びますか?
レッスンで何ヤード伸びる、と言い切れる調査は見つかりませんでした。通うかどうかの考え方はゴルフレッスンに通うべきかに、料金はライザップゴルフの料金にまとめています。レッスンで見てもらえる中身は当たり方のクセの章のとおりです。
40代からゴルフを始めても、飛距離は伸びますか?
伸びると言い切れる調査はありませんが、2025年の実測では40代の平均が4年前より23ヤード伸びていました。ただ記事自身が、その日にパワーヒッターがそろった影響も大きいと書いています。年代の数字は女性や年代の章にまとめました。
初心者向けのドライバーのロフト角は何度がいいですか?
ミズノ公式の一般論では、男性は10.5〜12度前後、女性は11.5度以上が初心者向けとされています。ただしモデルで違うので、決め手は公式のスペックと試打です。考え方はクラブの買い替えの章に書きました。
まとめ:ゴルフ初心者は、飛距離を平均と比べる前に7番アイアンで測ろう


始めたばかりの人は、ドライバーが170ヤード台でも珍しくない範囲にいます。
平均と比べる前に、自分の7番アイアンを10球打ってキャリーを測るところから始めましょう。
- 始めたばかりで170ヤード台は珍しくない(何ヤードが普通か)
- 100切りは1打120〜135ヤードの計算でも狙える(100切りと飛距離)
- 7番アイアン10球の中央値とミスの数で測る(番手ごとの測り方)
- 速く振るより、芯に当たる球を増やすのが先(芯に当てるのが先)
- 迷ったら、体験レッスンだけでも参加できるRIZAP GOLFのゴルフ力診断
次の打ちっぱなしでやることは、7番アイアンを10球打ってメモする、それだけで十分です。



次の打ちっぱなしは、7番アイアンから打ってみよう。
100切り目前の人は、飛距離を伸ばす前に、直近のラウンドで崩れたホールを数えることから。
近くに店舗があって、自分の時間で黙々と打ちたい人は、24時間・年中無休のFiT24インドアゴルフも選択肢の1つ。
ミスの原因が自分で分からない人は、RIZAP GOLFのゴルフ力診断でスイングから課題を明らかにしてもらえます。
\ まずは今の当たり方を見てもらう /

