【結論】ゴルフのアドレスで手の位置は肩の真下!意見が割れるのは主に4つ

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アドレスの手の位置は肩の真下
コタロウ

サイトごとに手の位置が違って、どれを信じればいいの…。

アドレスの手の位置で迷っている方に向けて、土台にしやすい基準と意見が割れる所を分けて解説します。

答えから言うと、手の位置の土台は、後ろから見て肩の真下です。

結論:ゴルフのアドレスで手の位置はどこ?
  • 後ろから見た手の位置は肩の真下(肩の真下の見方)
  • 作り方は、力を抜いた腕を下げて、その位置で握る(作り方)
  • 意見が割れるのは、主に左右・ハンドファースト・こぶしの数・クラブ別の4つ(4つの一覧)
  • 割れる4つは、家の鏡とスマホで試して自分で決める(決め方)

前から見た左右の位置は1つに決まらず、左耳の下という説明も、スタンス(構えた足の開き)の真ん中か少し右という説明もあります。

どこで意見が割れるかを知っておけば、サイトごとに答えが違っても、自分の手の位置を自分で決められます。

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目次

ゴルフのアドレスで手の位置は肩の真下:割れるのは主に4つ

肩の真下と意見が割れる点

ゴルフのアドレスで手の位置は、後ろから見て肩の真下を土台にしましょう。

意見が割れるのは、主に左右の基準、ハンドファーストの度合い、こぶしの数、クラブ別の扱いの4つです。

ハンドファーストは、手元がクラブヘッドより目標側にある形です。

肩の真下は、後ろから見たときの基準です

肩の真下とは、飛球線後方(ボールの後ろから目標方向を見る位置)から構えを見たときの、手の前後の位置の基準です。

原田伝一さん(全日本ゴルフスクールプロ指導者連盟 理事長)は、後ろから見た手の位置をこう説明しています。

後方からは前傾をして手を肩から真っすぐ下に下げた位置で握ります。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(原田伝一さんの解説)

股関節から上体を前へ倒す前傾のあとで腕を下ろせば、手は肩から真下の線に乗ります。

つまり、ボールへ手を伸ばす構えでも、体へ手を引きつける構えでもなく、腕を下ろしただけの位置が土台です。

後ろから自分の構えを見るときは、肩から下ろした線の上に手があるかを見れば十分です。

前から見た左右の位置は、別の話です

肩の真下が分かっても、前から見た手の左右の位置は決まりません。

肩から真下に下ろす線は、体の前後の位置を示す基準だからです。

原田伝一さんの解説でも、後ろから見た話とは分けて、正面から見たグリップの位置を述べています。

「肩の真下」と「左足の前」は、見る方向が違います。肩の真下は後ろから見た話で、左足の前は前から見た左右の話です。どちらか一方を選ぶ必要はありません。

左右の位置は、説明が分かれる点の1つ目なので、左寄りか真ん中かの章であらためて比べましょう。

肩の真下に触れていないプロもいます

肩の真下という基準は、説明している指導者やプロの範囲の話です。

たとえば、次の記事が基準として説明しています。

  • 原田伝一さん:「手は肩から真下に下げる」
  • STEP GOLFの記事:「肩の真下」と覚える
  • 中村修さん:「だらんと下げて」で同じ方向

一方で、大谷奈千代さんと田村尚之さんの記事には、肩の真下という説明が出てきません。

反対しているわけではなく、記事で扱う範囲が違うだけなんですよね。

土台としては使いやすい基準です。指導者やプロの全員に共通するとまでは言えませんが、腕を下ろすだけで作れるので、最初に決める位置に向いています。

割れる4つは左右・ハンドファースト・こぶしの数・クラブ別

サイトごとの答えが割れて見える4つは、説明ごとに言葉も見る場所も違います。

スクロールできます
割れる点 説明の例 出典の例
左右の基準 左耳の下で左足の内側/スタンスの真ん中か少し右 原田伝一さん/田村尚之さん
ハンドファースト 軽く作る/過度に構え過ぎない/左足の前 ゴルフの学校/大谷奈千代さん/Make In Golf
こぶしの数 1個から2個まで preseek/ゴルファボほか
クラブ別 左右は変えない説明が大半/体との距離は変わる説明が複数/高さの微調整に触れる説明もある 原田伝一さんほか/ゴルフの学校ほか/グリーンフェアウェイ

クラブ別は変わるものを分ければ整理できますが、ほかの3つは出典のある説明が複数あって、1つに決まっていません。

だから、割れる点は暗記するより自分の構えで試すほうが、話が早いです。

ゴルフのアドレスの手の位置は、腕をだらんと下げて作る

腕をだらんと下げて作る

ゴルフのアドレスの手の位置は、前傾してから力を抜いて腕を下げ、その位置で握ると作れます。

腕の角度も前後の位置も、無理に形を作らず、下げた結果として決まるのがこの作り方のいい所です。

前傾してから、力を抜いた腕の位置で握ります

手の位置は、前傾→力を抜く→その位置で握るの順で作ります。

中村修さんは、7番アイアンの手順を次のように説明しています。

まず、腕や手首に力を入れずにだらんと下げてみましょう。そのとき自然に作られる手首の角度や位置がアドレスの手の形になりますので、そのままの形で、体の中心でクラブを握るのがポイントです。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(中村修さんの解説)

中村修さんの手順では、持ったクラブを地面に着けた所がボールの位置です。

つまり、手の位置を先に決めて、ボールをあとから合わせる順番です。

ボールに合わせて手を動かしていた人は、順番を変えると構えの作り方そのものが変わります。

握ったときの手の形そのもの(ナックルやV字の見え方)は、ゴルフのフックグリップの握り方は3手順の記事にまとめました。

腕とシャフトには角度が必要という説明です

手とクラブを一直線にする必要はない、というのが原田伝一さんの説明です。

シャフト(クラブの棒の部分)と腕の関係を、次のように述べています。

手は肩から真下に下げる。そのときに腕とシャフトには角度が必要なんです。それがないとね、グリップが目線の外にはみ出しちゃうんです。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(原田伝一さんの解説)

解説の中には、手とクラブを棒のように一直線にしないとダメだと思っている人の話も出てきます。

だから、構えたときに手首の所で少し折れて見えても、すぐに悪い形と決めつけなくて大丈夫です。

角度を何度にするかを決めるより、肩から下げた手とクラブの間に角度があるかを見れば足ります。

手を前に出しすぎると肩の真下から外れます

手をボールの方向へ伸ばすと、手は肩の真下から離れます。

STEP GOLFの記事も、初心者に多い構えとして同じ点を挙げています。

初心者は手をボールが置いてある方向に突き出しがちなので、正しい手の位置は「肩の真下」と覚えておきましょう。

出典:STEP GOLF「ゴルフのアドレスを正面から見てみよう。正しい手の位置は?」

原田伝一さんの解説に出てくるのも、手を体の前方に突き出して腕とシャフトの角度がなくなる例です。

ボールに届かないと感じたときは、手を伸ばす前に、立つ位置をボールに近づけてみましょう。

手が前へ出ていると気づいたら、肩の真下へ戻して確かめてください。立つ位置の調整は出典の説明ではなく、この記事の提案です。

手元が低い・高いは、ボールの位置でも変わります

手元の高さは、構え方だけでなく、ボールとの距離でも変わります。

そのため、ハンドアップ(手元が高い構え)やハンドダウン(手元が低い構え)を、手だけの問題と決めつけないほうがいいんですよね。

男性プロゴルファー11名を3次元動作解析したスポーツ科学の論文に、次の記述があります。

If the ball was moved closer, the hand position became higher as the lie angle increased

出典:Journal of Sports Science and Medicine 17:589-598(2018)

ボールを近づけると手の位置が高くなり、ライ角(地面に置いたクラブのシャフトと地面の角度)が増えた、という内容です。

ただし、どの高さがいいかを示した研究ではありません。

手元が低いと感じたら、手だけを上げる前に、ボールとの距離も一緒に確かめましょう。

割れる点① ゴルフのアドレスの手の位置は左寄りか真ん中か

左寄りか真ん中か

前から見た手の位置は、左足の内側に置く説明と、スタンスの真ん中か少し右に置く説明に分かれます。

話に出てくるへそや左股関節(左足の付け根)は、手の置き場所を指すことも、グリップエンド(クラブの握る部分の端)の向きを指すこともあります。

正面から見て左耳の下に置く指導者がいます

左寄りの代表は、左耳の下で左足の内側という原田伝一さんの説明です。

正面から見たときのグリップの位置は左耳の下で左足の内側になります。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(原田伝一さんの解説)

左太ももの内側を基準にする説明も、この左寄りの仲間です。

耳の下と太ももの内側は、言葉は違っても、どちらも体の中心より左に手を置く説明です。

目印が自分の体にあるので、正面の鏡で確かめやすいのも特徴です。

左股関節の内側は、置き場所の話と向きの話があります

「左股関節の内側」と聞いたら、手の置き場所なのか向きなのかを先に見分けましょう。

大谷奈千代さんの説明は、グリップエンドが指す方向の話です。

正しいアドレスの構え方は、グリップエンドが左股関節の内側方向を指し、フェースはターゲット方向にまっすぐ向くように構えます。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(大谷奈千代さんの解説)

一方で、ゴルフの学校は、置き場所と向きの説明を両方書いています。

  • 置き場所:「左手が左太腿(左股関節)の内側にある状態」
  • グリップエンドの向き:「左股関節を指すのが正解です」

同じ「左股関節」でも、向きの説明と置き場所の説明が混ざっているので、答えが違って見えるんですよね。

この記事がすすめる読み方は、1文ごとに主語が「手」か「グリップエンド」かを見ることです。

スタンスの真ん中か少し右に置く構えもあります

真ん中寄りの説明もあり、田村尚之さんは手とボールを一緒に真ん中か少し右に置きます。

ドライバーもアイアンもパターもアドレスでの考え方は同じ。手とボールの位置はスタンスの真ん中か、少し右にセットする。練習時間が少ないなら、整合性をとったほうがいい

出典:みんなのゴルフダイジェスト(田村尚之さんの著書の抜粋)

手だけを真ん中へ動かす話ではありません。ボールも一緒に動かす話なので、左足寄りのボール位置のまま手だけをまねないようにしましょう。

中村修さんの7番アイアンの手順も、「体の中心でクラブを握る」としています(左右の位置までは説明していません)。

逆に、Make In Golfは、体の真ん中に手元を下ろす構えをゴルフ初心者には特にお勧めしないという立場です。

田村尚之さんは練習時間の少ない人に、Make In Golfは初心者に向けて書いているので、前提が違います。

へそを基準にするかは説明が分かれます

へそを基準にするかどうかは、すすめる説明と否定する説明の両方があります。

スクロールできます
立場 説明 出典
へその左下 グリップエンドがへその左下を指す チキンゴルフ
へそ グリップエンドがへそを指す ハウスケアラボ
へそ以外 ヘソ指しではなく左股関節を指す ゴルフの学校

3つとも主語はグリップエンドで、手を置く場所ではなく向きの話です。

なお、中村修さんの「体の中心」の説明に、へそという語は出てきません。

へそ派かどうかで悩むより、へそへ向けた形と左股関節へ向けた形を、鏡の前で両方作ってみましょう。

割れる点② ハンドファーストは構えでどこまで作るか

ハンドファーストの度合い

ハンドファーストを構えでどこまで作るかは、軽く作る、構え過ぎない、左足の前まで出す、と幅があります。

アドレスの話とインパクト(ボールに当たる瞬間)の話が混ざりやすいので、場面を分けて読むと整理できます。

軽いハンドファーストをすすめるサイトがあります

ゴルフの学校は、左手を左股関節の内側に置いた結果として軽いハンドファーストになると説明しています。

左手を左股関節内側に置くと、自然にクラブヘッドより手元がわずかに目標方向(左)に先行します。

出典:ゴルフの学校(アドレスの手の位置の解説)

手を押し出して作るのではなく、手の位置を決めたら自然にそうなるという説明です。

ゴルファボも近い考え方で、ボールの位置の違いから形が変わると説明しています。

アイアンであれば球の位置が中央なので自然とハンドファースト、ドライバーであれば球の位置が左側にあるので自然とハンドレイトの状態になります。

出典:ゴルファボ「アドレスの基本」

ハンドレイト(手元がヘッドより後ろになる形)も含めて、ボールの位置と一緒に形を見ると、クラブごとに手元の見え方が違っても慌てずに済みます。

構えすぎず、動作で作るという考え方もあります

大谷奈千代さんは、アドレスではハンドファーストを過度に構え過ぎないようにと述べています。

アドレスではクラブと体の関係性を理解し、過度にハンドファーストに構え過ぎないようにしましょう。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(大谷奈千代さんの解説)

記事の題名にも「動作で作る」とあり、振っている途中の動作に重きを置く内容です。

さらにダウンスウィングからインパクトの場面では、「手でハンドファーストや掌屈を作る訳ではない」と説明しています。

掌屈は、手のひら側へ手首が折れる形で、こちらはアドレスより後の場面の話です。

「構えでは一切作らない」という話ではありません。アドレスでは構え過ぎない、インパクトに向けては手で作らないと、場面ごとに分けて読みましょう。

左手とクラブが一体と言う指導者もいます

原田伝一さんは、ハンドファーストの度合いより左手とクラブの関係で説明しています。

ハンドファーストというより、左手とクラブが一体と言ったほうがいいと思います。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(原田伝一さんの解説)

同じ解説には、「ハンドファーストって言うと手が前へ出すぎちゃうことがある」という話もあります。

ハンドファーストと聞いて手が前へ出てしまう人は、形の名前より、左手とクラブが一体かどうかを先に見ましょう。

左足の前からハンドレートまで幅があります

手元の位置の説明の幅は、左足の前からスタンスの真ん中か少し右までです。

スクロールできます
手元の位置 説明 出典
左足の前 手元を左足の前で構える Make In Golf
左股関節の内側 軽いハンドファースト ゴルフの学校
真ん中か少し右 手とボールを一緒に置く 田村尚之さん

田村尚之さんは、手元がヘッドより後ろになるハンドレートの構えについて、昔は自分ともう1人だけだったと振り返ります。

そのうえで、最近の様子をこう書いています。

でも最近は、多くのプロのボールとグリップの位置が、だいぶ真ん中寄りになって来ているように感じます。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(田村尚之さんの著書の抜粋)

出典の説明に幅がある以上、1つの形だけが正解とは言えません。

どこまで作るかは、自分の構えで試して決めましょう。

インパクトの手の位置は、アドレスと同じとは限りません

大谷奈千代さんは、インパクトの形の話と、アドレスで構え過ぎない話を分けて書いています。

大谷奈千代さんによるハンドファーストの定義は、「インパクトでクラブヘッドよりも手元が先行する形」です。

その一方で、アドレスでは過度に構え過ぎないように述べています。

2つを合わせると、アドレスの形がそのままインパクトの形になるとは限らない、と読めます。これは大谷奈千代さん1人の説明をもとにしたこの記事の読み取りで、どのプロにも当てはまるとまでは言えません。

インパクトの写真を見て、アドレスの手の位置まで同じにしようとしていた人は、一度立ち止まってみましょう。

割れる点③ 体と手の距離はこぶし1個から2個まで分かれる

体と手の距離はこぶし何個

体と手の距離は、こぶし1個から2個まで説明が分かれ、測る位置もサイトによって違います。

こぶしの数は確認の目安にとどめて、先に肩の真下を見るのがおすすめです。

こぶしの数はサイトによって違います

こぶしの数は1個から2個まで分かれ、どれか1つに決まっていません。

スクロールできます
出典 こぶしの数 測る位置
ゴルフの学校 1.5個〜2個 体からグリップエンド
preseek 1〜1.5個 体からグリップ
sma-gol 1.5〜2個 体と手の間(ドライバー)
STEP GOLF 1.5個から2個 体から手
ゴルファボ 1個〜2個 ベルトのバックルからグリップ

ドライバーは2個、アイアンは1.5個のように、クラブで分けるサイトもあります。

さらに、体から測るのか、ベルトのバックルから測るのかでも、同じ「2個」の意味が変わります。

こぶしの大きさも人によって違うので、数字をそのまま自分に当てはめると、かえって迷いやすいんですよね。

指導者やプロ4人の説明にこぶしの数は出てきません

原田伝一さん、大谷奈千代さん、田村尚之さん、中村修さんの記事4本には、「こぶし」「拳」という語が出てきません。

4人がふだん一切語らないという意味ではなく、あくまでこの4本の記事の範囲の話です。

代わりに説明の中心になるのは、腕をどう下げるか、どこで握るかという作り方のほうです。

  • 原田伝一さん:手を肩から真下に下げた位置で握る
  • 中村修さん:力を入れずにだらんと下げた位置で握る
  • 田村尚之さん:手とボールの位置をスタンスのどこに置くか
  • 大谷奈千代さん:グリップエンドをどこへ向けるか

こぶしの数を覚えていなくても、手の位置は作れます。

近い・遠いは、まず肩の真下からのズレで見ましょう

手が近いか遠いかは、こぶしを当てる前に、後ろから見て肩の真下からどちらにズレているかで見ましょう。

この見方は、ここまでの説明をもとにしたこの記事の提案です。

肩より先に手が出ていれば遠い側で、肩より体の内側へ引けていれば近い側です。

近い・遠いの見方
  • 手が肩より先:遠い側
  • 手が肩より体側:近い側
  • 肩の真下:土台の位置

位置が決まったら、最後にこぶしを当てて、自分の距離を覚える目安にすれば十分です。

サイトの数字に自分を合わせるのではなく、自分の土台の位置をこぶしの数で覚える順番です。

割れる点④ ドライバーとアイアンで手の位置の何が変わるか

クラブで手の位置は変えるか

サイトごとに食い違って見える「クラブで手の位置は変わるのか」への答えは、変わるものが左右か距離か高さかを分けて読むと整理できます。

左右は変えない説明が大半で、変えると書くのはここで挙げる中で1サイトです。

一方で、体との距離は変わると書くサイトが複数あり、手の高さの微調整に触れるサイトもあります。

ボールの位置は変わっても、左右の手の位置は変わらないという説明です

左右の手の位置は、クラブが変わっても動かさないという説明が大半です。

ボール位置は変わってもグリップの位置は変わりません。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(原田伝一さんの解説)

ほかの記事の書き方も、次のようにそろっています。

  • ゴルフの学校:「番手ごとに手の位置を意識的に動かす必要はありません。」
  • ゴルファボ:「基本的にどのクラブでもグリップの方法や場所は同じ。」
  • チキンゴルフ:「調整する箇所は、ボール位置・スタンス幅・左右の体重配分の3点です」(手の位置は3点に入っていません)
  • 田村尚之さん:「ドライバーからパターまで、アドレスの考え方は一緒です」

STEP GOLFの記事も、短いクラブで足の位置は変えても手の位置は変わらないと書いています。

クラブごとに手の左右を覚え直さなくていいので、月1ラウンドの人ほど助かる説明です。

ドライバーは左寄りにするサイトもあります

ドライバーの手元を左内もも付近とする説明もありますが、アイアンと比べた話とは限りません。

sma-golのドライバーの記事は、手元を「左内もも付近」にセットする説明で、ドライバーだけを扱っています。

クラブで変えないと説明するサイトが挙げるのも、同じ左太ももの内側です。

左右を変える説明は多数派とは言えません。アイアンとドライバーで左右を変えると書くのは、ここで挙げる中ではハウスケアラボの記事で、節によって書き方が違います。

ドライバーで手が左にある気がしても、ボールを左へ置いたぶん、ボールとの関係が違って見えているだけのこともあります。

クラブが長いと、ボールと体の距離は変わります

アイアンからドライバーへ長くなるとボールと体の距離も変わる、というのが田村尚之さんの説明です。

考え方は同じとしたうえで、変わるものを次の2つに絞っています。

クラブの長さが違うので「ボールと体の距離」「スウィングプレーンの傾き」は変わります。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(田村尚之さんの著書の抜粋)

スウィングプレーン(クラブが動く面の傾き)は、左右の手の位置とは別の話です。

距離と高さは、変わると書く説明があります。

左右の話と、距離や高さの話を分けると、クラブ別の説明はすっきり読めます。

パターも同じ考え方で構えるプロがいます

パターも、ショットと同じ考え方で構える説明があります。

田村尚之さんは、通常はパターもアドレスの考え方は同じで、クロスハンド(左手を下にする握り)だけが例外だと書いています。

パッティングも、アドレスは同じ考え方だと言いましたが、クロスハンドに握ったときは例外。

出典:みんなのゴルフダイジェスト(田村尚之さんの著書の抜粋)

クロスハンドのときは、手とボールの位置が左寄りになるという説明です。

STEP GOLFの記事にも、パターの節に「手の位置自体は変わりません」とあります。

パターの構え全体を見直したい人は、ショートパットを外す原因の話とあわせて読むと、ショットとの違いがつかめます。

ゴルフのアドレスの手の位置は、家の鏡とスマホで決められる

家の鏡とスマホで決める

ゴルフのアドレスの手の位置は、正面の鏡で左右を見て、後ろからのスマホで肩の真下を見れば、自宅でも決められます。

月1ゴルフのサラリーマンの100切りのように練習時間が限られる場合ほど、構えの確認を家でできると助かります。

ここからの手順と比べ方は、出典の説明ではなくこの記事の提案です。

正面の鏡で見るのは左右の位置です

クラブを持って鏡の前で構え、手が体の左右のどこにあるかを、説明ごとに作って比べましょう。

スクロールできます
試す説明 鏡で見る所
左耳の下で左足の内側 手と左耳、左足の内側の並び
左股関節の内側を指す グリップエンドの向き
へそを指す グリップエンドの向き
真ん中か少し右 手とスタンスの真ん中の並び

見るのは形だけなので、クラブを振らず、構えて止まるだけで大丈夫です。

ここで「どれが合うか」まで決めなくて構いません。

構えたときに余計な力が入らないか、窮屈に感じないかを、説明ごとにひと言メモすると、次の比較がしやすくなります。

後ろからのスマホで見るのは肩の真下です

スマホを後ろに置いて構えを撮り、手が肩から真下の線に乗っているかを見ましょう。

原田伝一さんは、手を肩から真下に下げた位置で握ると、「目線の内側にグリップは入るんです」と述べています。

自分の目では前傾した姿勢を後ろから見られないので、ここは鏡よりスマホの出番です。

  • 肩から下ろした線の上に手があるか
  • 手首の所に少し角度があるか(原田伝一さんの説明に沿った見方)
  • グリップが目線の外に出ていないか

撮り方は、スイング撮影アプリと2方向の撮り方の話がそのまま使えます。

割れる4つは1つずつ変えて比べます

割れる4つは、一度に1つだけ変えて比べましょう。

2つ同時に変えると、どちらの違いなのか分からなくなるからです。

家では構えやすさを比べて、打ちやすさは練習場で確かめます。

決める順番
  • 鏡を見ながら左右の位置を決める
  • ハンドファーストの度合いを決める
  • 肩の真下で構え、こぶしを当てて距離を覚える
  • クラブを持ち替えて左右が動いていないかを見る

家で形が決まったら、打ちっぱなしの練習メニューの中に数球だけ混ぜて、打ってみた感触を確かめましょう。

答えが1つに決まらないテーマだからこそ、比べた分だけ自分の基準になります。

スライスやダフリは、アドレスの手の位置のせい?

ミスは手の位置のせいか

スライスやダフリを、アドレスの手の位置だけのせいとは言い切れません。

ダフリ(ボールの手前の地面を打つミス)に悩む人は、アプローチのダフリとトップを減らす練習も役に立ちます。

手の位置を直せばミスが減るとは言い切れません

手の位置を直せばスライスやダフリが減る、とはこの記事では言い切りません。

ミスの原因として手の位置を挙げるレッスン記事はありますが、どれくらい減るかを確かめた研究を、ここでは示せないからです。

手元の高さの話で触れたスポーツ科学の論文も、ボールの位置とアドレス姿勢の関係を見た研究にとどまります。

手の位置は、自分の構えを決める土台です。ミスの特効薬として期待しすぎないほうが、見直す順番を決めやすくなります。

ドライバーのスライスでクラブ側も気になる人は、スライスしないドライバーはあるのかの話も読んでみましょう。

同じミスが続く人は、出た場面を書き残しましょう

同じミスが続く人は、構えを変える前に、ミスが出た条件を書き残すのが先です。

条件が見えないまま手の位置を動かすと、原因が別にあっても気づきにくいからです。

  • どのクラブで出たか
  • どんなミスだったか
  • ボールの位置はどこだったか
  • その日に構えで変えた点は何か

月1ラウンドの人は、ラウンド後にこの4つをスマホへメモするくらいで足ります。

ゴルフが上達しない原因はスコアの3か所に出るという見方と合わせると、手の位置を疑う順番も決めやすくなります。

迷いが残る人は、RIZAP GOLFの診断で相談できます

鏡とスマホとメモで決めきれない人は、自分の打ち方を測ってもらう場で相談するのも1つです。

RIZAP GOLFのゴルフ力診断には、実際にショットを打つ技術測定とカウンセラーとのヒアリングがあります。

公式FAQは、悩みの相談について次のように案内しています。

ゴルフ力診断では、専門の知識を持つスタッフがお客様のお悩みもお伺いします。

出典:RIZAP GOLF「よくある質問」

ただし、アドレスの手の位置まで見ると公式に書かれているわけではありません。

相談したいことを決めて持っていくのがおすすめです。

通う前に評判が気になる人は、ライザップゴルフの評判に出る不満の話も確かめられます。

ゴルフのアドレスの手の位置でよくある質問

よくある質問

ゴルフのアドレスの手の位置で、検索されることの多い疑問に短く答えます。

ゴルフのアドレスで手の位置は肩の真下でいいですか?

はい、後ろから見た手の位置の土台として使えます。ただし、前から見た左右の位置は別の話です。くわしくは肩の真下の見方にあります。

アドレスの手の位置を正面から見ると、どこですか?

1つには決まっていません。左耳の下で左足の内側という説明と、スタンスの真ん中か少し右という説明があります。それぞれの原文は正面から見た説明で読めます。

手の位置は真ん中ですか、左股関節の前ですか?

どちらの説明もあります。左股関節はグリップエンドの向きを指すこともあるので、主語を見て読み分けましょう。違いは左寄りか真ん中かの章にあります。

アドレスの手の位置が低いとだめですか?

まず後ろから見て、肩の真下と比べて確かめましょう。ボールとの距離でも手元の高さは変わるので、手元の高さの説明のとおり距離も一緒に確かめます。ゴルフの学校のように、ハンドダウン(手元が低い構え)を直す対象にしている説明もあります。

手の位置が近い、遠いはどう判断しますか?

後ろから見て、肩の真下からどちらにズレているかで判断しましょう。肩より先なら遠い側、体側へ引けていれば近い側です。見方は近い・遠いの説明にあります。

ハンドファーストで構えたほうがいいですか?

説明が分かれていて、1つには決まっていません。軽く作る説明も、過度に構え過ぎないという説明もあります。並べたものはハンドファーストの章で読めます。

アドレスとインパクトで手の位置は同じですか?

同じとは限らないと読めます(この記事の読み取りです)。大谷奈千代さんは、インパクトの形の話とは分けて、アドレスでは過度に構え過ぎないように述べています。説明はインパクトとの違いにあります。

ドライバーとアイアンで手の位置は変えますか?

左右の位置は変えないという説明が中心です。一方で、体との距離や手の高さは変わるという説明があります。分け方はクラブ別の章が参考になります。

パターの手の位置もショットと同じですか?

通常は同じ考え方で構えるという説明があります。田村尚之さんは、クロスハンドに握るときだけを例外としています。原文はパターの説明へ。

手の位置が悪いとスライスしますか?

手の位置だけが原因とは言い切れません。先にミスが出た条件を書き残すと、見直す順番を決めやすくなります。考え方はミスとの関係の説明にあります。

まとめ:ゴルフのアドレスの手の位置は肩の真下から決めよう

まとめ

手の位置で迷っている人は、後ろから見て肩の真下を土台にして、割れる4つ(左右・ハンドファースト・こぶしの数・クラブ別)は自分の構えで決めましょう。

肩の真下は腕を下ろすだけで作れて、割れる4つは説明ごとに前提が違うからです。

コタロウ

今夜は鏡の前で、構えて比べてみよう。

記事のポイント

鏡で形は見られますが、この構えでいいのかは自分で判断するしかありません。

迷ったときは、RIZAP GOLFのゴルフ力診断で相談するのも1つです。

公式は「お悩みもお伺いします」としているので、自分の打ち方を測ってもらったうえで、割れる4つの迷いを相談できます。

お客様のゴルフの実力を把握する診断です。実際にショットを打って頂く技術測定と、カウンセラーとのヒアリングを行い、現状分析と目標達成のために必要なプランをご提案いたします。

出典:RIZAP GOLF「よくある質問」

勧誘が心配な人もいますが、公式FAQには「無理な勧誘は一切いたしません」とあります。

最後にプランの説明はあるものの、入るかはその場で決めなくて大丈夫です。公式FAQに「体験レッスンのみのご参加でも問題ございません」とあるので、今の疑問だけを持っていけます。

診断の時間は60分です。

初回の条件は公式ページで確認できます。

通い続ける場合の総額が気になる人は、ライザップゴルフの料金の話で先に確かめられます。

持っていく質問の例
  • 手の位置は左寄りと真ん中のどちらから試すか
  • ハンドファーストはどこまで構えるか
  • 同じミスが続く原因は何か

鏡とスマホで決められた人は、もちろん診断を使わなくて構いません。

決めきれなかった人は、下のボタンから予約の流れを見てみてください。

\ 初回限定3,300円(税込)・入会はその場で決めなくて大丈夫 /

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